アラカシの葉裏にカシトガリキジラミの幼虫が沢山ついていたので、脱皮中のものでも見つからないかと探していると、この幼虫に産卵しているヒメコバチがいました。
同様の光景は7年前の3月にも撮影していて、寄生者のヒメコバチも同じ種だろうと思っていたのですが、帰宅して確認すると腹部や脚の色が異なり、別種のようです。それにしても、暖冬とはいいながら年中で最も寒いはずの季節に産卵行動が見られるとは意外でした。
同様の光景は7年前の3月にも撮影していて、寄生者のヒメコバチも同じ種だろうと思っていたのですが、帰宅して確認すると腹部や脚の色が異なり、別種のようです。それにしても、暖冬とはいいながら年中で最も寒いはずの季節に産卵行動が見られるとは意外でした。
1枚の葉に数匹のキジラミ幼虫が寄生していて、その中の1匹に産卵していました。体長は約1.2mm。
産卵管を抜いてもまだ同じ寄主を探っています。
先ほどとは反対側に産卵管を差し込みます。
その後しばしの探索を経て次の犠牲者を見つけました。
同じように寄主の体の下面に産卵管を差し込みます。
キジラミ幼虫はどれも終齢のようでした。
別の葉でもう一匹、産卵中のヒメコバチを見つけました。最初のよりやや大きく体長1.5mmほどですが、同種のようです。
これは別の木のカシトガリキジラミ幼虫で、体長約2.4mm。さて無事に羽化できるでしょうか。
(2020.01.21・明石公園)