コナラの葉裏に産み付けられたカメムシの卵に、タマゴクロバチ(ハラビロクロバチ科)の一種が乗っていました。
大きさからするとキマダラカメムシの卵のようですが、多くはすでに寄生されているのか黒い影が透けて見えます。
触角が片方失われています。最初♀の羽化を待つ♂かと思いましたが、残った左の触角を見ると♀のようです。
タマゴクロバチはどれも同じように見えて区別が難しいのですが、これまでに撮影したものの中ではこちらによく似ていて、同種かも知れません。
♀であれば産卵行動が見られるかと期待しましたがそんな様子もありません。この卵から何が出て来るか見たいのでハチごと卵塊を採集して帰りました。
(2020.07.20・明石公園)