この季節、産卵中のアオモンツノカメムシでもいないかとカクレミノの葉の裏を見上げていると、代わりにこのアカフコガシラウンカ Deferunda rubrostigma が見つかりました。面白い姿でお気に入りのウンカなのですがこのあたりでは個体数は多くないようで、以前のブログで記事にして以来見るのは7年ぶりです。折角なのでいろんな角度からしっかり撮影しておきたかったのですが、レンズを近づけるとあちこち動きまわり、挙句にちょっと目を離したすきに居なくなってしまって、結局前回よりもマシな写真は撮れずに終わりました。
2020年10月14日水曜日
2020年10月13日火曜日
ホシササキリ・褐色型♀
墓地の草むらでぴょんと跳んだのを見つけたホシササキリ Conocephalus maculatus です。
体長約17mm、産卵管の先まで約25mm。褐色型の雌です。
前脚脛節の鼓膜器官が見えます。
(2020.10.12・舞子墓園)
2020年10月12日月曜日
タケカレハの卵
ススキの葉の裏に綺麗な卵が4個、一列に並んでいました。調べてみるとタケカレハの卵のようです。幼虫は何度か撮影していますが、まだ成虫を見たことがありません。
長径約2mmで、表面には光沢があって磁器を思わせます。
このような模様がどうやって出来るのかも不思議ですが、その方向がきれいに揃った状態で産み付けられているというのも面白いですね。
更に拡大すると一面に細かな点刻で覆われているのが見えてきます。
(2020.10.12・舞子墓園)
2020年10月11日日曜日
2020年10月10日土曜日
ナガコガネグモを襲うモンベッコウ
昨日の記事と同じくフィルムカメラで撮ったもので更に古い写真ですが、再びこういう場面に遭遇する機会はなさそうなのでこの機会に出しておきます。1枚目は以前インセクタリゥムという雑誌に投稿して掲載されたもので、モンベッコウ Batozonellus maculifrons という種名はその時同定して貰いました。現在ではナミモンクモバチという和名が使われているようですが、個人的にはまだ馴染めません。
葡萄畑の片隅の藪の低いところを飛んで行くベッコウバチを目で追っていると、ちょうど行く手に網を張っていたナガコガネグモにとびかかりました。
咄嗟のことでどの瞬間に針を刺したのかもよく確認できませんでしたが、麻酔は即座に効いたようでクモは何の抵抗も見せません。
その後ハチは獲物の脚の付け根を咥えて揺するような仕草を見せましたが、やがて網にぶら下がったクモをそのままにして、巣穴を掘る場所を探しに飛び去りました。そのまま待っていれば獲物の搬入まで見届けることも出来たのでしょうが、すでに日が傾き時間も無くなったのであきらめて引き揚げました。
(1992.09.04・神戸市西区)
2020年10月9日金曜日
ショウリョウバッタを捕えたカマキリ
ここしばらく虫撮りをしていないので、昔のフィルムのスキャンデータから季節の合うものを探してきました。
農道で見かけた食事中のカマキリです。オオカマキリかチョウセンカマキリのどちらかですが、この写真では判別できません。
(1995.10.10・丹波市春日町)
2020年10月5日月曜日
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