以前のブログでも同じようなものを出していますが、舗道わきの薄暗い場所で1本のクモの糸にぶら下がっていたタマバエの一種です。前回と同じ種なのかどうかは分かりません。
(2020.10.12・舞子墓園)
普通種ですが以前のブログも含めて初登場のトビイロハゴロモ Mimophantia maritima です。この日はススキでよく見かけました。
この季節、産卵中のアオモンツノカメムシでもいないかとカクレミノの葉の裏を見上げていると、代わりにこのアカフコガシラウンカ Deferunda rubrostigma が見つかりました。面白い姿でお気に入りのウンカなのですがこのあたりでは個体数は多くないようで、以前のブログで記事にして以来見るのは7年ぶりです。折角なのでいろんな角度からしっかり撮影しておきたかったのですが、レンズを近づけるとあちこち動きまわり、挙句にちょっと目を離したすきに居なくなってしまって、結局前回よりもマシな写真は撮れずに終わりました。
墓地の草むらでぴょんと跳んだのを見つけたホシササキリ Conocephalus maculatus です。
ススキの葉の裏に綺麗な卵が4個、一列に並んでいました。調べてみるとタケカレハの卵のようです。幼虫は何度か撮影していますが、まだ成虫を見たことがありません。
昨日の記事と同じくフィルムカメラで撮ったもので更に古い写真ですが、再びこういう場面に遭遇する機会はなさそうなのでこの機会に出しておきます。1枚目は以前インセクタリゥムという雑誌に投稿して掲載されたもので、モンベッコウ Batozonellus maculifrons という種名はその時同定して貰いました。現在ではナミモンクモバチという和名が使われているようですが、個人的にはまだ馴染めません。