この綺麗なトビコバチは以前のブログで2度(2014.07.01,2019.06.23)掲載したものと同種だと思います。今回は見失う前に採集して深度合成撮影してみました。
2021年6月6日日曜日
2021年6月5日土曜日
コクゾウムシ
いつもの公園で園路の両側に丸太の土留めが施されている場所があって、夏場にはその丸太の上をよくコクゾウムシ Sitophilus zeamais が歩いています。わずかな距離の間で何匹も見つかることがあって、他の場所ではそれほど見かけるものでもないので不思議な気もするのですが、おそらく周囲の地面に積もった落ち葉の間にたくさんいて、それがときどき丸太の上に出てくるのが、表面が滑らかなので目につき易いだけなんでしょう。言わずと知れた有名な穀物害虫で、一昔前には家庭の米櫃などからもよく出てきたそうですが、私にはほとんど記憶がありません。
体長約3.5mm、吻の先まで約4.5mmです。
2021年6月4日金曜日
ツノテマリワムシの遊泳
2021年6月3日木曜日
タケスゴモリハダニ?
白い斑入りのササを見つけたので、ちょっと覗いてみました。
以前のブログでも一度掲載していますが、これはスゴモリハダニの仲間の仕業です。ネット上ではタケスゴモリハダニ Stigmaeopsis celarius に関する情報が多く、画像を見る限りよく似ていますが、スゴモリハダニ属(Stigmaeopsis)には他にもタケ・ササ類につく種があるようなので、同属の別種かも知れません。葉を裏返してみるとダニが吐いた糸で天幕が張られていて、中がよく見えません。
2021年6月2日水曜日
モモノゴマダラノメイガ
シャリンバイの葉裏にいたモモノゴマダラノメイガ Conogethes punctiferalis です。前翅長約13mm。葉をつまんでも逃げないので顔や翅のアップも撮っておきました。
(2021.05.26・明石公園)
2021年6月1日火曜日
クンショウモ3種
同じ場所で採集した3種のクンショウモです。
1. Lacunastrum gracillimum
この形のクンショウモはいつもお世話になっている「淡水微生物図鑑」(2010年)ではフタヅノクンショウモ Pediastrum duplex の一変種 var.gracillimum にあたるのですが、その後出版された「プランクトンハンドブック 淡水編」(20018年)を見ると別属のラクナストルム属 Lacunastrum とされています。どういうことかとネット情報を探すとこの gracillimum は最近になって変種から種に昇格し、新設された Lacunastrum属 に移されたようです。こちらは16細胞の群体で、外周の細胞の形がちょっと違いますが、同種だと思います。
2. サメハダクンショウモ Pediastrum boryanum
どちらも同じ群体を撮ったものですが、2枚目は細胞表面にピントを合わせていて、細かな顆粒で覆われていることが分かります。
3. Stauridium tetras
(2021.05.23・姫路市 姫山公園の池にて採集)
2021年5月31日月曜日
ヒゲナガヒロクチバエ
毎年この季節になると姿を見せる大型のハエで、ヒゲナガヒロクチバエ Lamprophthalma japonica だと思います。以前のブログにも一度掲載していて、その時は参考にした「一寸のハエにも五分の大和魂・改」の画像に見られる翅の斑紋が見えないことから別種ではないかと考えたのですが、どうやら個体変異のようです。いつ見ても非常に動きの鈍いハエで、今回もとまっているイヌビワの葉をつまんで顔のアップを撮る間、逃げもせずじっとしていてくれました。体長は約11mmです。
(2021.05.26・明石公園)
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