デスモデスムス
従来セネデスムス Scenedesmus 属(イカダモ)に含められていたのですが、最近になってこの属が分割され、ここに出したようなタイプの種はデスモデスムス Desmodesmus 属に移されたそうです。トゲイカダモという和名が付けられています。
従来セネデスムス Scenedesmus 属(イカダモ)に含められていたのですが、最近になってこの属が分割され、ここに出したようなタイプの種はデスモデスムス Desmodesmus 属に移されたそうです。トゲイカダモという和名が付けられています。
一昨年、昨年に続き明石での昆虫写真展に参加します(こちら)。
場所は前2回と同じ明石アスピア スマイルギャラリー(アスピア北館3階通路)、
期間は明日6月26日(土)より7月15日(木)、10時から20時(6月中は10時から18時)、
ただし初日は13時から、最終日は16時までの展示です。
桜の葉裏にミドリヒメカゲロウ Notiobiella subolivacea がいました。珍しい種でもないんでしょうがこれまでほとんどご縁が無くて、この前撮影したのは10年以上前のフィルムカメラ時代でした。
昨日の孵化幼虫と同じ場所で、クズの茎に産み付けられたマルカメムの卵塊で産卵しているトビコバチがいました。以前のブログに出したものとおそらく同種で、カメムシタマゴトビコバチ Ooencyrtus nezarae ではないかと思っています。しばらく見ていましたが同じ卵の同じ場所に何度も産卵管を突き刺し、その間には刺点に口をつけて、寄主体液摂取(以前BABAさんが記事にしておられます)らしき行動を繰り返していました。
クズの葉の裏でマルカメムシ Coptosoma punctatissima の卵が孵化していました。孵化幼虫は卵塊の傍らに集まっていますが、卵の数が29個なのに対して幼虫は21匹。まだ蓋の開いていない卵もあるようなので、これからまだ生まれてくるんでしょうか。それとも寄生バチにやられたのかな。
わりあい普通に見られる小型の繊毛虫、ハルテリア(Halteria sp.)です。かなりたくさんいたので、泳ぎ回るのを追いかけながら複数の個体を撮影しましたが、小さくて動きが早いのでなかなか上手く撮れません。
この仲間は細胞の周囲から針状の長い刺毛を生やしているのが特徴ですが、画像を確認すると数カットを除いてそれがほとんど写っていません。このようなピントの浅い写真では写りにくいことは確かなのですが、多くの個体に存在するものならもう少し写っていても良さそうなものです。またゆっくり泳ぎながら時々跳躍するように瞬間的に移動する動きも特徴の一つなのですが、この日のハルテリアは普通に泳ぐだけで跳躍がほとんど見られませんでした。
(2021.05.25・神戸市西区の水田にて採集/06.04・撮影)