アラカシの葉を食べていた芋虫です。体長は60mmほどあって、その大きさと模様からスズメガ類かと思ったのですがトレードマークの尾角が見えません。調べてみるとシャチホコガ科のセダカシャチホコ Rabtala cristata でした。多分終齢でしょう。何枚か撮っているうちに危険を感じたのか食事を中止して固まってしまいましたが、しばらく離れていた後覗いてみると再びせっせと葉を齧っている最中でした。
2021年9月7日火曜日
2021年9月6日月曜日
ツボカムリの分裂
2個のツボカムリが互いに開口部をくっつけているのを見つけました。最初は接合かと思いましたが、どうやら細胞分裂の最終段階だったようです。見ているうちに二つの殻の境い目から触手が伸びはじめ、やがて分離してそれぞれ反対方向に別れていきました。この次の機会にはもっと初期の、殻が括れはじめた段階から観察してみたいものです。
動画です。
移動中の片割れです
波状の突出部の数は5個で、以前のブログに出したもの(突出部が3個)と同様 Difflugia lobostoma ではないかと思います。
動画です。
(2021.08.06・明石公園の池にて採集)
2021年9月4日土曜日
2021年9月2日木曜日
クロミャクチャタテの翅
頭上のサクラの葉を見上げていると、なにやら同じ形の影が二つ並んで見えるのでそっと引き下ろしてみるとクロミャクチャタテ Sigmatoneura kolbei の翅でした。クモにでも食われたのでしょう。この場所ではほとんど見た覚えのないチャタテですが、こんな形でも棲息は確認できたわけです。
(2021.08.26・明石公園)
2021年9月1日水曜日
今年も、ナシグンバイ卵に産卵するホソハネコバチ
2021年8月29日日曜日
分裂を中止した?アンフィレプタス
細胞分裂中の、アンフィレプタス(Amphileptus sp.)と思われる繊毛虫を見つけました。
すでに細胞中央の括れが深く、間もなく分裂完了と思われます。
2個の大核はそれぞれの片割れに1個づつ収まっています。
ところが、しばらく追っている間に切断間近と思われた括れが元に戻り始めました。
動画です。
同種かどうか不明ですが、同じ時に撮影した通常のアンフィレプタスです。
(2021.08.04・明石公園の池にて採集)
2021年8月28日土曜日
イノコヅチカメノコハムシ
アベマキの葉の裏にいたイノコヅチカメノコハムシ Cassida japana です。見つけた時は脚も触角も隠してぺったりと葉にくっついていましたが、撮影を始めると触角が出てきて、やがて不承不承といった感じで身を起して歩きだしました。体長約5mmです。
(2021.08.26・明石公園)
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