クサギの葉裏をめくるとギボシヒメグモ Chrysso albipes がいました。この場所で見るのは初めてです。このクモを見ていると、この2週間ほど前にすぐ近くで撮影した不明のクモは同種の♂の幼体ではないかという気がしてきました。
2021年10月25日月曜日
ギボシヒメグモ
♀成体が1匹と、幼体が10匹ばかり葉裏に広く散らばっていました。画面右には獲物になったらしいチマダラヒメヨコバイが写っています。
幼体は体長約1.2mmで、孵化後1、2度の脱皮を経たもののようです。数も少ないので、他の兄弟たちの多くはすでに分散していったのかも知れません。
2021年10月24日日曜日
クロハススジハマダラミバエ
翅に特徴的な斑紋のあるハエがマサキの葉の上を翅をひらひら動かしながら歩いていました。ハススジハマダラミバエの仲間(Anomoia 属)です。この属ではよく似た種がこのあたりでも数種いて、一見しただけではどれも同じように見えますが、写真をよく調べてみると以前のブログでも一度掲載しているクロハススジハマダラミバエ(ワモンハマダラミバエ) Anomoia permunda でよさそうです。
体長は約4.3mmです。
ちょっとくたびれた様子で、翅があちこち破れています。
しきりにお化粧をしていました。
顔面の刺毛もだいぶ抜けています。
過去に掲載した他の Anomoia 属
(2021.10.21・明石公園)
2021年10月23日土曜日
コガネグモ
コガネグモの仲間の大きな円網が日光に輝いていました。体長が11mmほどなのでコガタコガネグモかと思ったのですが、体の模様を見るとコガネグモ Argiope amoena のようです。よほど獲物に恵まれなかったのでしょうか。
(2021.10.21・明石公園)
2021年10月22日金曜日
樹液に産卵するショウジョウバエの一種
アラカシの幹から浸み出した樹液の中を歩いていたハエですが、見ていると時々腹端を樹液の中に突き刺しています。産卵行動でしょう。ショウジョウバエ科の一種だと思いますが、それ以上は分かりません。幼虫はこんなふうに樹液の中で育つのでしょう。翅端まで約3mm、体長は2.5mmくらいです。
(2021.10.15・明石公園)
2021年10月21日木曜日
2021年10月19日火曜日
ヒメクダマキモドキ ♂
アカメガシワの葉の上で暇をつぶしていたヒメクダマキモドキ Phaulula macilenta です。
翅の下から辛うじて尾毛が見えるので♂だと分かります。体長25mm、翅端まで37mmくらい。(2021.10.15・明石公園)
不明のクモ
クサギの葉裏にいた黒くて小さなクモです。
ヒメグモの仲間のようですが、正体が分かりません。なんとなくボカシミジングモの♂(の幼体?)ではないかという気がしているのですが、特に根拠があるわけでもなく、そのうちどなたかが教えてくださることを期待して不明のままで出しておきます。体長は約1.8mmです。
(2021.10.09・明石公園)
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