クワの葉の裏にチマダラヒメヨコバイautoneura mori の成虫や幼虫がたくさん集まっていたので、羽化や脱皮が見られないかと葉っぱを順に裏返していくと、見つかりました。
すでに体の大部分が出ています。2021年11月8日月曜日
チマダラヒメヨコバイの羽化
2021年11月7日日曜日
ハラビロクロバチ科 Synopeas sp.
クワの葉の裏で、ハダニが張った糸の上を歩いていたハラビロクロバチ科 Synopeas 属の一種です。体長約1.2mmで、大きさや腹部の形はこちらの記事の“その2”に似ていますが脚の色が違うようです。
2021年11月5日金曜日
2021年11月4日木曜日
キリの葉の上のヒメイトカメムシ
大きな葉をつけたキリの幼木を見に行くと、予想通りヒメイトカメムシ Metacanthus pulchellus がたくさん集まっていました。成虫・幼虫ともにほとんどは裏側にいるのですが、少数は葉の上にも出ていて、粘着性の毛に捕えられて死んだり動けなくなったりした小昆虫に口吻を刺しているものが高い割合で見られます。モチツツジカスミカメと似た習性で、粘毛の上を不自由なく歩き回れるのは不思議ですが、大変臆病でカメラを近づけると立ち去ってしまうことが多く、たくさん見かけるわりに満足には撮れませんでした。
2021年11月3日水曜日
ハラビロクロバチ科の一種
木の葉の裏で見つけた小さなハチですが、足早に走り回ってどうにも撮影できないので捕えて帰りSTACK撮影しました。ハラビロクロバチ科(Platygastridae)の一種だと思いますが、属は分かりません。以前に撮影した Trimorus sp. と同様第1腹節の背面に瘤のような突起があります。♀のようで、体長は1.6mmくらいです。
2021年11月2日火曜日
ハネオレバエ科の一種(Psila sp.)
数年ぶりに見たトラ柄のハネオレバエです。クスノキの葉裏にいました。
過去に撮影したのはいずれも11月で、他のサイトで見られる画像もほぼその頃に撮られているので、出現時期は晩秋に限られているようです。以前のブログに掲載した時点では Psila 属の未記載種だったらしいのですが、その後名前が付いたのかどうかは聞いていません。過去の経験では刺激に鈍感なハエという印象があったのですが、今回も葉を裏返しても逃げずに撮影させてくれました。体長約4.8mmです。
2021年11月1日月曜日
ウスモンミドリカスミカメ
花の終わったチチコグサの花序にいたウスモンミドリカスミカメ Taylorilygus apicalis です。