イヌビワの葉裏にいた小さなハエトリグモです。ジャバラハエトリ Helicius yaginumai か、同属のコジャバラハエトリ H. cylindratus のどちらかだと思いますが、両種は酷似していて、ネット情報を探した限りではどこで区別できるのか分かりません。体長が3.6mmほどなので幼体だろうと思っていましたが、Helicius 属だとすればこれで成体の大きさです。
2023年4月28日金曜日
2023年4月27日木曜日
トウグミの葉裏のオオトガリキジラミ属?幼虫
トウグミの葉裏に寄生していたキジラミ幼虫です。
同じ場所でこの1月末に、サトオオトガリキジラミ Epitrioza yasumatsui と思われる成虫がビーティングで落ちてきました(こちら)。同種を含めオオトガリキジラミ属3種はどれもグミ類に寄生するそうなので、この幼虫も同種または同属の可能性は高いと思われます。1枚の葉に大小2匹の幼虫がついていたのですが、周囲の葉では見つかりませんでした。しばらく注意しておこうと思っています。
2023年4月26日水曜日
アカサシガメとアカシマサシガメ
小さい虫ばかり続いたのでたまにはちょっと大きめの虫を。
よく似た名前のサシガメ2種です。
よく飛びます。卵がなかなか魅力的です。
2023年4月25日火曜日
ハコネキジラミの幼虫
アケビの葉の裏に集まっていたキジラミ幼虫です。一昨年5月に同じ場所ではじめて見たハコネキジラミ Cacopsylla hakonensis だと思います。前回は成虫ばかりでしたが、今回はひと月ほど時期が早いせいか幼虫ばかりでした。
2023年4月24日月曜日
ダンダラチビタマムシ
アラカシの葉を齧っているチビタマムシがいました。この場所のアラカシでチビタマを見た記憶があまりなかったので、念のため採集して帰り、深度合成撮影もした上で最近買った「タマムシハンドブック」で調べてみると、ダンダラチビタマムシ Trachys valiolaris でよさそうです。ところが確認のためにネット画像を探していると、以前に同じ公園の、同じアラカシの葉の上で採集した個体の深度合成画像が出てきました。記事を書いたことも全く覚えていなかったのですが、11年前とはカメラ・レンズや照明、合成ソフトも違うので、画像に多少の進歩がみられると思います。
以下深度合成画像です。
相変わらず展脚は手に負えないので、不細工ですがそのまま撮っています。
2023年4月22日土曜日
黄色いアザミウマ幼虫
2023年4月21日金曜日
マスダアラカシタマバチ・♂と♀
マスダアラカシタマバチ Plagiotrochus masudai の♂を久しぶりに見ました。この季節、アラカシの新梢に産卵する♀は毎年のように見かけますが、♂を見るのは25年ぶりです(25年前の写真はこちらにあります)。