これはヒメカゲロウ科のホソバヒメカゲロウ Micromus linearis だと思います。アオギリの落ち葉の間に隠れていました。その名の通りこの仲間としては細長い翅と、翅脈上に破線状に並ぶ黒点が特徴です。体長約4mm、翅端まで約6.5mm。か弱そうに見えますが、顔つきはいかにも捕食性です。
2024年1月26日金曜日
2024年1月17日水曜日
ヒメマダラカモドキサシガメ
久しぶりに撮影したヒメマダラカモドキサシガメ Empicoris minutus です。これもヤツデの枯葉を拡げて見つけたのですが、以前のブログにもアオギリの枯葉から出てきたのを出しているので、こういう場所で越冬するのが普通なんでしょう。もう少しじっくりと顔のアップなども撮りたかったのですが、動きがいかにも緩慢なのに油断して、ちょっと目を離した間に見失ってしまいました。翅端まで約4.8mmです。
(2023.01.14・明石公園)
2024年1月16日火曜日
越冬色のチャバネアオカメムシと夏色のツヤアオカメムシ
ヤツデの枯葉が続きます。今回は普通種のカメムシ2種。
まずチャバネアオカメムシ Plautia stali です。夏場に見慣れた姿からは別種のような体色ですが、同じ越冬色でもこちらとはまた違った色合いです。
お決まりの顔写真。
別の葉の中から出てきたツヤアオカメムシ Glaucias subpunctatus です。この夏大発生したのでいたるところに潜り込んでいるのが見つかりますが、こちらは夏場と同じ鮮やかな緑色です。同じカメムシ科で色の変わるものと変わらぬものと、それぞれに理由があるんでしょうか。
(2024.01.14・明石公園)
2024年1月15日月曜日
2024年1月14日日曜日
ヒゲナガサシガメの幼虫(ヤツデの葉裏)
昨冬は、木の葉の裏を眺めたり葉をめくったりしているとこのヒゲナガサシガメ Serendiba staliana の幼虫がよく見られたものですが、この冬はかなり数が減っているようで、このヤツデの葉裏で見つけたのがやっと数匹目です。
白い足が日の光に透けてきれいです。体長約6mm。(2024.01.14・明石公園)
2024年1月12日金曜日
2024年1月10日水曜日
ヤマトクサカゲロウ越冬中
これもやはりヤツデの枯葉の間で越冬していた、ヤマトクサカゲロウ Chrysoperla nipponensis です。夏場はきれいな緑色をしていますが、冬の間はこのような越冬色に替わります。調べてみると2年前にも同じ状況の同じ種を載せていました。虫の種類も個体数も年を追うごとに減ってきて、最近は毎年同じ季節に同じものを繰り返し撮っているだけのような気がします。
体長は約11mmです。
(2024.01.08・明石公園)
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