これはハグロハバチ Allantus luctifer だと思います。例によって顔面を撮ろうとして逃げられました。ハチが乗っている植物はメモするのを忘れてよく分かりませんが、幼虫の食草はスイバやギシギシで、以前のブログに産卵の様子を載せています。体長約10mmです。
2022年9月30日金曜日
2022年9月28日水曜日
ヒメマダラナガカメムシ
河川敷のヤブガラシの葉の上に赤いカメムシが1匹。アカサシガメだろうと思って近づくとヒメマダラナガカメムシ Graptostethus servus でした。以前に海岸の石の下でたくさん越冬しているのを見たことがありますが、いつもの公園では見かけない種です。ヤブガラシにヒルガオ類の蔓が絡んでいたのでそっちから移ってきたのだろうと思いますが、探しても他には見つかりませんでした。色彩変異の大きい種で、これは黒い部分の少ない個体です。
2022年9月27日火曜日
2022年9月19日月曜日
外来ハゴロモ(?Pochazia shantungensis)の幼虫と成虫
昨年秋に虫撮り仲間に教えられて初めて見たアミガサハゴロモ似の外来種(?Pochazia shantungensis)ですが、昨年見つけられなかった幼虫をようやく撮影することができました。
同じ日、別の場所のウバメガシにも成虫や幼虫が集まっていました。
2022年9月13日火曜日
下毛類の一種
一か月ほど前に撮影した繊毛虫の一種です。扁平な体形で、V字型に開いた大きな囲口部、腹面に並んだ棘毛列など、スティロニキア Stylonychia やユープロテス Euplotes と共通する特徴を持っていますが、図鑑やネット上の画像を探してもぴったり一致するものが見付かりません。2000年発行の日本淡水動物プランクトン図鑑ではこれらは下毛目 Hypotrichida として纏められていますが、原生生物情報サーバによればかつての下毛目は棘毛亜綱 Sporadotrichea と下毛亜綱 Hypotrichia に再編されているようです。今回の繊毛虫がどちらに分類されるものか分かりませんが、とりあえず下毛類の一種としておきます。最初背面を向けて泳いでいましたが(1~2枚目)途中でカバーガラスを少し持ち上げてから戻すとうまい具合に反転して腹面を上に向けてくれました(3~5枚目)。微分干渉で対物40X、フラッシュ撮影です。
2022年9月12日月曜日
2022年9月10日土曜日
ミジンコウキクサに付着したツリガネムシ
ミジンコウキクサ(Wolffia globosa)に付着して漂うツリガネムシの一種(Vorticella sp.)です。
2022年9月9日金曜日
2022年9月8日木曜日
ハネナガイナゴ
このところ野暮用が重なってしばらく虫探しにも出かけられずにいますが、少し前の写真から一枚だけ。河川敷の草むらで見つけたバッタです。ハネナガイナゴ Oxya japonica だと思いますが、ひょっとしたらコバネイナゴ O. yezoensis の長翅型なのかも知れません。確実に見分けるには捕まえて腹部を見なければならないようです。写真では腹端も見えませんが、翅端まで約43mmほどあるのでおそらく♀でしょう。
2022年9月2日金曜日
ヒメベッコウハゴロモの成・幼虫とハゴロモヤドリガ幼虫
初めて見たヒメベッコウハゴロモ Ricania taeniata です。河川敷の草むらで、ちょうど出会った虫撮り仲間が見つけてくれました。普通のベッコウハゴロモよりひと回り小型で、翅が円みを帯びています。イネ科植物を吸汁するようです。周囲を探すと何匹も見つかりましたが、すぐにぴょんと跳ねるのでなかなかアップで撮れません。幼虫もいて、中にはこれも初めて見るハゴロモヤドリガ Epiricania hagoromo の幼虫を背中に乗せたものもいました。
2022年9月1日木曜日
ナガコガネグモ ♀ 幼体
足元の草の間に網を張っていたナガコガネグモ Argiope bruennichi です。体長は18mmほどで、♀の幼体でしょう。近くにはほぼ成体と思われる個体もいました。昨日の記事のベッコウハゴロモと同じ河川敷ですが、いつも通っている公園では適当な草叢が少ないせいか、ほとんど見かけることがありません。
(2022.08.27・神戸市西区伊川)