2023年12月12日火曜日

カタツムリの交尾(ハリママイマイ)

 前回の記事と同じ日の朝、前夜の雨で濡れたモチノキの根方でカタツムリのペアが交尾していました。

兵庫県特産のハリママイマイだと思います。2匹の間をつないでいる白いものが生殖器でしょう。カタツムリは雌雄同体で、交尾の際には双方がお互いにオス生殖器を相手に伸ばして受精させるそうです。つまり交尾の際には2本の生殖器でつながるはずですが、ここでは1本しか見えません。

反対側に回ってみました。左の個体から生殖器が伸びていますが、右の個体からは出ていないようです。

再び1枚目と同じ位置関係で。

もう一度反対側から。生殖器が片方しか見えないのは、すでに交尾が終盤に近付いて片方の個体が引っ込めてしまったのか、または変則的な交尾だったのかも知れません。30分ばかり眺めている間、ほとんど動きがありませんでした。


いったんその場を離れ、約20分後に戻ってくると、ちょうど交尾が終わったところでした。

(2023.12.06・明石公園)

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