2024年12月25日水曜日

アケビコノハとオオハナアブ

 枯れてしわくちゃになったヤツデの枯葉をひろげてみると、こんなものが隠れていました。

枯葉そっくりのアケビコノハ Eudocima tyrannus とオオハナアブ Phytomia zonata です。

市街地の公園でも普通に見かけるオオハナアブですが、越冬中の姿はあまり見かけません。12月としても寒い日でしたが、2、3枚撮るうちに元気に飛んでいきました。

一方のアケビコノハは、幼虫は時々見かけますが成虫は久しぶりです。死んだようにじっとしていましたが、そのままでは撮りにくいので葉の裏側にとまらせました。その際翅をはばたかせたので一瞬だけ派手なオレンジ色の後翅が見えましたが、写真は撮れません。頭端から翅端まで50mmくらいです。

せっかくの機会なので、各部のアップも撮らせてもらいました。

暖かそうな毛並みです。


顔の前に突き出しているのは下唇鬚で、左右から伸びたものが上下にずれています。

前から見るとこんな感じです。


上翅の斑紋。

(2024.12.18・明石公園)


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