ムクノキの幹にとまっていた、かなり地味なガです。目に留まったのが不思議なくらい薄暗い場所で、ファインダーもよく見えず1枚撮るごとにモニタを確認しながらの撮影でした。名前調べは難航しましたが、ヘーネアオハガタヨトウ Nyctycia hoenei で間違いないと思います。晩秋に出現する種だそうです。和名が変わっていますが、“ヘーネ”は種小名から来ているようで、命名者か採集者のお名前でしょうか。寡聞にして知りませんが、他にもこの名を和名に持つ種があるのかもしれません。ついでに頭に何もつかない“アオハガタヨトウ”はどんなガだろうかと調べてみると、“アオバハガタヨトウ”は出てきますが“アオハガタヨトウ”は存在しないようです。例によって鱗粉のアップを撮ってみましたが、ほとんど平らな場所がないのでごく部分的にしかピントが合いません。頭から翅端まで約16mmです。
(2025.01.17・明石公園)
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