2020年2月14日金曜日
2020年2月13日木曜日
アカツブエンマムシ?(Bacanius ?niponicus)
落葉に埋もれた枯れ枝で、ササラダニかと思ってカメラを向けてのがこの小さな甲虫でした。保育社の甲虫図鑑で調べてみるとアカツブエンマムシ Bacanius niponicus の特徴によく合います。ただ、ネット情報によると日本の Bacanius 属には多くの未記載種が存在する可能性があるそうなので、タイトルは疑問符つきとしておきます。
体長は約1.2mm。
意外に大きな大顎が見えます。
保育社の図鑑によると「前胸背板基部中央をやや弧状に横切る点刻条」があるのが特徴の一つだそうです。
鏡面に近い光沢があるのでデフューザーの形がくっきりと映り込んでしまいました。大概の被写体では問題ないのですが、改良の余地がありますね。
これは別個体。最初のより体色が黒っぽいですが大きさはほぼ同じです。
裏返してみました。
(2020.02.07・明石公園)
2020年2月12日水曜日
スチコロンケ Sticholonche zanclea
以前のブログにも二度(2016.10.07、2016.12.02)登場した スチコロンケ Sticholonche zanclea です。
観察を始めた時には列になって生えた毛(軸足?)の先に卵型の顆粒か油滴のようなものがついていたのですが・・・。
しばらくすると消えてしまいました。
細胞表面のあちこちにある基部から放射状に生えた太い刺は骨片(spine)と呼ばれているようです。
目玉のような粒々は何でしょうか。
(2019.12.26・西舞子海岸にて採集)
2020年2月10日月曜日
ヒメコバチ科 Cirrospilus phyllocnistis
トベラの葉裏で見つけたヒメコバチ。久しぶりの新顔です。しかしどこかで見た憶えがあったので、そらさんの作って下さったブログ別カテゴリー・リスト(とっても重宝しています)で探してみるとやっぱりありました。7年前にBABAさんが紹介されているヒメコバチ科 Cirrospilus phyllocnistis (Ishii) ♀です。黒色部の広さに多少の違いがありますが、同種としてまず間違いないと思います。体長は約1.9mmでした。
(2020.02.07・明石公園)
2020年2月9日日曜日
ブンブク類のエキノプルテウス幼生
これはウニの仲間の、ブンブク類のエキノプルテウス echinopluteus 幼生です。
以前のブログでも一度記事にしていて、3個体の画像を掲載していますが、今回のものが最も大きく、また形も完全です。すべて同じ種かどうかは不明です。
この仲間の幼生の画像をネット上で探すと、オカメブンブク Echinocardium cordatum (Pennant, 1777) のものとされる画像がいくつか出てきて、どれも今回撮影したものによく似ています。おそらく同種か近縁種だと思うのですが、他のウニ類も含めて参照できる画像は少なく、確かなことは分かりません。
以前のブログでも一度記事にしていて、3個体の画像を掲載していますが、今回のものが最も大きく、また形も完全です。すべて同じ種かどうかは不明です。
この仲間の幼生の画像をネット上で探すと、オカメブンブク Echinocardium cordatum (Pennant, 1777) のものとされる画像がいくつか出てきて、どれも今回撮影したものによく似ています。おそらく同種か近縁種だと思うのですが、他のウニ類も含めて参照できる画像は少なく、確かなことは分かりません。
(2019.12.26・西舞子海岸にて採集)
2020年2月8日土曜日
2020年2月7日金曜日
不明動物プランクトン
ずいぶん以前から同じようなものを何度も見ているのですが、どういう分類群に属するものなのか、未だに見当がつきません。体全体は無色透明で、平べったい鰭状の器官を振り動かして泳ぎ回るという点で以前のブログに掲載したこちらに似ていますが、全体の形はかなり違っていて、同じ仲間なのかどうかもよく分かりません。淡路島のuni2さんが運営しておられる、単細胞生物から哺乳類、さらに植物全体までカバーする恐るべきサイト「淡路島の生き物たち3」にはよく似た生き物が掲載されていますが、やはり所属は確認されていないようです。
(2019.12.26・西舞子海岸にて採集)
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