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コナチャタテ属の2種(Liposcelis spp.)
一昨日掲載した Embidopsocus 属と同じコナチャタテ科の2種ですが、どちらも以前のブログに掲載してpsocodea さんにコナチャタテ属 Liposcelis と教えていただいたものと同じもののようです。すぐ近くのケヤキの樹皮下にいました。
以前の記録を調べてみても Embidopsocus はアキニレ、この Liposcelis の2種はケヤキの樹皮下で見つけていて、それぞれに好みがあるようです。
以前の記録を調べてみても Embidopsocus はアキニレ、この Liposcelis の2種はケヤキの樹皮下で見つけていて、それぞれに好みがあるようです。
この模様のない種はやや小型で体長約1mm弱。背景に溶け込んで目立ちません。
周囲にはハイイロチビフサヤスデがたくさん。
2番目の種は特徴的な斑紋を持っていて、わずかに大型です。
(2020.02.07・明石公園)
2020年2月17日月曜日
グイナルディア属の一種(Guinardia ?striata)
海で採集した珪藻です。
最初手元にある「日本海洋プランクトン図鑑」に当たってみるとリゾソレニア属の Rhizosolenia stolterfothii の特徴によく一致します。ただその図に比べると円筒状の細胞の直径に対して長さがかなり短いのですが、少なくとも同属だろうと思ってネット情報を探してみると、神戸港のプランクトン(デジタル化神戸の自然シリーズ)にも同種が掲載されていて、その画像では細胞の形は下の写真とほぼ同じに見えす。個体変異が大きいのかも知れません。そしてさらに検索してみると Rhizosolenia stolterfothii は現在では Guinardia striata のシノニムとされているようです。いずれにしても先日のリゾソレニア属の一種と同じリゾソレニア科で、顆粒状の葉緑体の並び方など、細胞の雰囲気がよく似ていると思います。
最初手元にある「日本海洋プランクトン図鑑」に当たってみるとリゾソレニア属の Rhizosolenia stolterfothii の特徴によく一致します。ただその図に比べると円筒状の細胞の直径に対して長さがかなり短いのですが、少なくとも同属だろうと思ってネット情報を探してみると、神戸港のプランクトン(デジタル化神戸の自然シリーズ)にも同種が掲載されていて、その画像では細胞の形は下の写真とほぼ同じに見えす。個体変異が大きいのかも知れません。そしてさらに検索してみると Rhizosolenia stolterfothii は現在では Guinardia striata のシノニムとされているようです。いずれにしても先日のリゾソレニア属の一種と同じリゾソレニア科で、顆粒状の葉緑体の並び方など、細胞の雰囲気がよく似ていると思います。
「神戸港のプランクトン」の説明では、細胞の「ふたの面のすみには1本の棘があり、隣接する細胞の凹孔に入り込んで連結し、螺旋状の群体をつくる。」とあります。上の写真では群体の両端の細胞にその棘が見えます。
葉緑体は細胞の表面付近に集まっているようです。
(2019.12.26・西舞子海岸にて採集)
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