先日の「フクロワムシがたくさん」の写真や動画にフクロワムシに混じって顔を出していた繊毛虫の一種です。よく見かける大型種で以前にも出していて、数も多いのですが未だに名前が分かりません。多分調べ方が悪いのでしょうが、図鑑類やネット情報を当たってみても今のところどのあたりの分類群に属するのか不明です。大体は球形に近い形なのですが、球形から遠くいびつな形のものものもあり、どれが本来の(図鑑に載っている)形なのか判断がつきかねます。撮影の際はこの繊毛虫が自由に泳ぎ回れるくらいに水の量を調節しているのですが、水を減らして少し押しつぶされた状態で観察するともう少し分かるのかも知れません。
これなどはだいぶ凸凹した形です。
こちらは球形に近いようです。
細胞口らしきものが見えます。
中心に近いあたりにピントを合わせています。
これはまた別の細胞です。
細胞口の奥にピントが合っています。
(2020.01.17・明石公園 桜堀にて採集)