苔むしたアラカシの幹で見つけた小さなイモムシです。
体長約5mmで、体には周囲に生えている地衣類を疎らに纏っています。地衣類を纏うと言えばシラホシコヤガの幼虫ですが、この公園では見た記憶がありません。そこで原色日本蛾類幼虫図鑑でコヤガ亜科のあたりを探してみると、ベニシマコヤガ Corgatha pygmaea の幼虫の、地衣類に覆われた樹皮上にいる写真が出ていて、小さくて細部は見えないものの周囲の状況や雰囲気がよく似ています。食草は地衣類で若齢の幼虫で越冬し、早春から活動を始めるということですし、この種であれば明石の蛾達のYAMKENさんもこの明石公園で確認されているので、同種の可能性は高いと思います。
体長約5mmで、体には周囲に生えている地衣類を疎らに纏っています。地衣類を纏うと言えばシラホシコヤガの幼虫ですが、この公園では見た記憶がありません。そこで原色日本蛾類幼虫図鑑でコヤガ亜科のあたりを探してみると、ベニシマコヤガ Corgatha pygmaea の幼虫の、地衣類に覆われた樹皮上にいる写真が出ていて、小さくて細部は見えないものの周囲の状況や雰囲気がよく似ています。食草は地衣類で若齢の幼虫で越冬し、早春から活動を始めるということですし、この種であれば明石の蛾達のYAMKENさんもこの明石公園で確認されているので、同種の可能性は高いと思います。
(2020.04.21・明石公園)