2020年5月23日土曜日
2020年5月22日金曜日
タイワントガリキジラミ1齢幼虫
2020年5月21日木曜日
2020年5月20日水曜日
マスダアラカシタマバチ 単性世代(その3)および別種のタマバチ
アラカシの雌花の花芽に産卵するマスダアラカシタマバチ単性世代を見てから約1週間後、同じ場所ですでに花が開き子房が膨らんだ雌花に産卵している個体がいました。
この日は同じ種は他に見当たらず、この個体だけ羽化が遅れていたのかも知れません。ただ、前の記事でも参照した TAMABACHI JOHO-KAN を見るとマスダアラカシタマバチの両性世代が出現する(つまり単性世代の産卵によって作られる)虫こぶ(カシメフクレタマフシ)はアラカシの冬芽に形成されるもののようです。とすれば雌花に産卵するというのは理解に苦しみます。
この日は同じ種は他に見当たらず、この個体だけ羽化が遅れていたのかも知れません。ただ、前の記事でも参照した TAMABACHI JOHO-KAN を見るとマスダアラカシタマバチの両性世代が出現する(つまり単性世代の産卵によって作られる)虫こぶ(カシメフクレタマフシ)はアラカシの冬芽に形成されるもののようです。とすれば雌花に産卵するというのは理解に苦しみます。
時期と堅果の成長段階は異なりますが、産卵部位は9月頃にドングリに産卵するタマバチ(?Synergus itoensis アラカシミイソウロウタマバチ)と同じように見えます。
上の写真からさらに約一週間後、やはり同じアラカシの雌花に産卵している別種のタマバチを数匹見かけました。写真を見ただけでもマスダアラカシタマバチともアラカシミイソウロウタマバチとも違う種であることは確かだと思いますが、これが虫こぶ形成者なのか、それとも同居者あるいは寄生者なのか分かりません。
これも産卵部位は同じです。
枝に産卵しているものもいました。
アップで撮れなかったので同種かどうかは分かりませんが、マスダアラカシタマバチではなさそうです。
(2020.05.08/16・明石公園)
2020年5月19日火曜日
カシエダフクレズイフシとカタビロコバチの一種(Sycophila sp.)
先日のマスダアラカシタマバチ単性世代の産卵を見てから十日あまり後、それらのハチが出たと思われる多数の脱出口の開いた枝(カシエダフクレズイフシ)に小さなカタビロコバチが来ていました。2匹の♂が、枝に開いた穴から顔を出した♀の脱出を待っているようです。おそらくSycophila 属の一種で、キイロカタビロコバチ S. variegata かも知れません。
カタビロコバチ科では多くの種が虫こぶを作る昆虫に寄生、あるいは同居することが知られていて、以前のブログでも何度か、この仲間が虫こぶなどに産卵する様子を掲載しています(2012.10.15,2012.10.23,2013.08.24,2016.10.22,2017.06.02)。
おそらくこのカタビロコバチもマスダアラカシタマバチの寄生者、または同居者なのではないかと思います。是非♀の誕生の瞬間を見たいと思い長い間待っていたのですが、ちょっと目を離したすきに穴から出てきて♂とともに消えてしまいました。
カタビロコバチ科では多くの種が虫こぶを作る昆虫に寄生、あるいは同居することが知られていて、以前のブログでも何度か、この仲間が虫こぶなどに産卵する様子を掲載しています(2012.10.15,2012.10.23,2013.08.24,2016.10.22,2017.06.02)。
おそらくこのカタビロコバチもマスダアラカシタマバチの寄生者、または同居者なのではないかと思います。是非♀の誕生の瞬間を見たいと思い長い間待っていたのですが、ちょっと目を離したすきに穴から出てきて♂とともに消えてしまいました。
2匹の♂はこういう状況で見ない限り同種とは思えないほど体色が違います。やはりこの種もニッポンオナガコバチ♂のように、大型になるほど黒色部が広くなる傾向があるんでしょうか。
こちらのような場面を期待したのですが、今回は叶いませんでした。
(2020.05.14・明石公園)
2020年5月18日月曜日
2020年5月17日日曜日
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