昨日の記事と同じくフィルムカメラで撮ったもので更に古い写真ですが、再びこういう場面に遭遇する機会はなさそうなのでこの機会に出しておきます。1枚目は以前インセクタリゥムという雑誌に投稿して掲載されたもので、モンベッコウ Batozonellus maculifrons という種名はその時同定して貰いました。現在ではナミモンクモバチという和名が使われているようですが、個人的にはまだ馴染めません。
2020年10月10日土曜日
ナガコガネグモを襲うモンベッコウ
2020年10月9日金曜日
ショウリョウバッタを捕えたカマキリ
ここしばらく虫撮りをしていないので、昔のフィルムのスキャンデータから季節の合うものを探してきました。
農道で見かけた食事中のカマキリです。オオカマキリかチョウセンカマキリのどちらかですが、この写真では判別できません。
2020年10月5日月曜日
2020年10月3日土曜日
プラタナスグンバイ(深度合成)
しばらく更新が滞っていますが、生きております。
我が団地内に数本あるプラタナスの木では毎年プラタナスグンバイ Corythucha ciliata が繁栄を謳歌しているのですが、ご近所の目が気になって未だ撮影を試みたことがありません。それが先日、カシノナガキクイムシを採集して帰ってきた時にふと思い立って数匹フィルムケースに放り込み、ついでに深度合成撮影をしてみました。
同じ外来種で同属のアワダチソウグンバイ C. marmorata に形がよく似ています。アワダチソウは1999年に兵庫県で、プラタナスは2001年に愛知県で最初に確認されたそうですが、少なくとも神戸や明石では両種とも今や最普通種になってしまいました。
2020年9月26日土曜日
カシノナガキクイムシ
細長い甲虫が2匹、コナラの根方を歩きまわっていました。
この公園では数年前からナラ枯れが発生し、たくさんの立派なコナラの木が被害に会って伐採され、今でも園内各所に燻蒸処理された後の残骸が積み上げられています。
このナラ枯れを齎す張本人であるカシノナガキクイムシ Platypus quercivorus はまだ見ていなかったので、この2匹がそれではないかと思って採集して帰りましたが、深度合成画像を撮影して図鑑やネット情報で確認したところこれに間違いないようです。2匹とも♀でした。
2020年9月23日水曜日
オオハリアリ
モチノキの幹を足早に上る細長い体型のアリが、なんとなく見慣れない種のような気がしたので採集して帰ったのですが、冷凍庫から取り出してよくみれば珍しくもないオオハリアリ Pachycondyla chinensis でした。
2020年9月22日火曜日
ヘクソカズラグンバイ初齢幼虫
ヘクソカズラの葉の裏を歩くヘクソカズラグンバイ Dulinius conchatus の幼虫。体長約0.4mmくらいで、多分初齢でしょう。周囲にニョキニョキ生えた太い毛(トライコームと呼ぶそうです)に足を取られながらよちよち歩く様子はちょっと微笑ましい感じがします。