ススキの葉の裏に、白い綿毛のようなワックスに覆われたアブラムシが集まっていました。カンシャワタアブラムシ Ceratovacuna lanigera だと思います。和名のカンシャは甘蔗で、その名の通りサトウキビの害虫としてよく知られているようす。和名で検索すると特に沖縄地方でのその防除に関する記事がたくさん出てきました。また、1齢幼虫が頭部に1対の角状突起を持っていて、それで捕食者の卵や幼虫を攻撃するそうです。
2020年10月19日月曜日
2020年10月17日土曜日
2020年10月16日金曜日
クモの糸にぶら下がるタマバエ
2020年10月15日木曜日
トビイロハゴロモ
普通種ですが以前のブログも含めて初登場のトビイロハゴロモ Mimophantia maritima です。この日はススキでよく見かけました。
1枚目とは別の個体です。頭端から翅端まで約6mm。厚みのある体型で全体にピントが合いません。
(2020.10.12・舞子墓園)
2020年10月14日水曜日
アカフコガシラウンカ
この季節、産卵中のアオモンツノカメムシでもいないかとカクレミノの葉の裏を見上げていると、代わりにこのアカフコガシラウンカ Deferunda rubrostigma が見つかりました。面白い姿でお気に入りのウンカなのですがこのあたりでは個体数は多くないようで、以前のブログで記事にして以来見るのは7年ぶりです。折角なのでいろんな角度からしっかり撮影しておきたかったのですが、レンズを近づけるとあちこち動きまわり、挙句にちょっと目を離したすきに居なくなってしまって、結局前回よりもマシな写真は撮れずに終わりました。
(2020.10.12・舞子墓園)
2020年10月13日火曜日
ホシササキリ・褐色型♀
墓地の草むらでぴょんと跳んだのを見つけたホシササキリ Conocephalus maculatus です。
体長約17mm、産卵管の先まで約25mm。褐色型の雌です。
前脚脛節の鼓膜器官が見えます。
(2020.10.12・舞子墓園)
2020年10月12日月曜日
タケカレハの卵
ススキの葉の裏に綺麗な卵が4個、一列に並んでいました。調べてみるとタケカレハの卵のようです。幼虫は何度か撮影していますが、まだ成虫を見たことがありません。
長径約2mmで、表面には光沢があって磁器を思わせます。
このような模様がどうやって出来るのかも不思議ですが、その方向がきれいに揃った状態で産み付けられているというのも面白いですね。
更に拡大すると一面に細かな点刻で覆われているのが見えてきます。
(2020.10.12・舞子墓園)
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