例年のように木の葉の裏を覗いたり落ち葉を掻きまわしたりしても目新しいものは何も見つからないので、ヤツデの葉の裏にいたお馴染みのヤノズキンヨコバイ Idiocerus yanonis を採集してきました。
この個体の触角は全体が細い糸状ですが、先端が膨れた棍棒状の個体も以前に撮影しています(こちら)。下の2枚目で尾端の形を見ると♀のように見えるので、棍棒状の触角が♂なのではないかと推測していますが違うかも知れません。
2021年1月9日土曜日
ヤノズキンヨコバイ(深度合成)
2021年1月7日木曜日
1月のチャタテムシ
正月三が日をだらだらと過ごした後久しぶりにいつもの公園へ虫探しに出かけましたが、目につく虫は非常に少なく、目新しいものは全く見つかりません。それでも手ぶらで帰るわけにもいかないので、お馴染みのチャタテ類をいくつか撮影して帰りました。
2021年1月1日金曜日
2020年12月31日木曜日
大晦日のオオキンカメムシ
このブログも今年は秋から年末にかけて全く低調なままとうとう大晦日を迎えてしまいました。
今日は朝から、10月以来近所の公園の木に集まっているオオキンカメムシたちを見に行くと、昨日から続く強風の中まだ同じ場所で頑張っていました。このカメムシの越冬集団は冬の間に移動してしまったという話も聞いたことがありますが、この連中は春までこの場所に腰を据えるつもりでしょうか。
2020年12月26日土曜日
ボルボックス(深度合成)
いつもの公園の池で水を掬ってくると、12月も下旬というのにちらほらとボルボックスVolvox sp. が見つかりました。大きな娘群体を持った群体がいたので、放出する場面が見られるかも知れないと思ってしばらく観察していたのですが、ほとんど動きがありません。それならと、以前からやってみたかった深度合成撮影を試みました。動きが無いと言ってもよく見ればごくゆっくり回転しているので、あまり時間をとらないようにカメラを秒間5コマの連写モードにして適当に微動ハンドルを回しながら80カット足らず撮影しました。結果を見るとカット数はこの半分以下で間に合ったようですが、一定の速さでピントを送るのは難しいので、多い目に撮っておく方が無難でしょう。
球状のボルボックス全体にピントを合わせてしまうとかなり煩い画面になりそうなので、手前側半分だけを合成しています。
(2020.12.25・明石公園 剛の池にて採集)
2020年12月21日月曜日
泳ぐ二枚貝ベリジャー幼生
以前のブログも含めて二枚貝のベリジャー幼生 veliger larva は何度も出していますが、種が異なるのか成長段階の差もあるのか、面盤を拡げて泳ぐ姿にいろいろ違いがあって、何よりも繊毛の動きの美しさに惹かれて見つけるとつい時間を費やしてしまいます。今回は動画のみです。
2020年12月19日土曜日
アオミドロの核
お目当ての微生物が押しつぶされないようにスペーサー代わりに入れていたアオミドロですが、ついでにその核を撮ってみました。