2021年2月25日木曜日

アオズムカデとヒシモンナガタマムシ

 ムクノキの樹皮の下にいたアオズムカデです。

よく見るとムカデの傍らにヒシモンナガタマムシが・・・。

まるでムカデに護られているような格好ですが、春になって同居人が活動を始める前に他所へ行った方がいいでしょうね。

(2021.02.24・明石公園)

2021年2月24日水曜日

ムクノキ樹皮下のイチモンジハムシ

 ムクノキの樹皮下で越冬していたイイチモンジハムシ Morphosphaera japonica です。暖かい季節にはイヌビワやイタビカズラでよく見かけるハムシですが、冬場はなぜかこの木がお気に入りのようです。樹皮の捲れ具合がちょうど良いのかも知れません。
相変わらず、虫探しは最不調です。



(2021.02.24・明石公園)

2021年2月19日金曜日

ニッポンオナガコバチ♀(深度合成)

 ニッポンオナガコバチ Macrodasyceras japonicum の♀です。先週出した♂と同じ日に採集、翌日一緒に撮影していたのですが、合成処理やレタッチが面倒くさくてなかなか捗らず、一週間遅れの登場となりました。








(2021.02.05・明石公園にて採集)

2021年2月12日金曜日

ニッポンオナガコバチ♂(深度合成)

 お馴染みのニッポンオナガコバチ Macrodasyceras japonicum の♂です。何の木だったか忘れましたが、葉の裏にいたのを採集してかえり深度合成撮影しました。このハチの♂は、こちらのように大きさや体色の変異がかなりありますが、これは比較的大型で黒色部の多い個体です。♀は冬の間、葉裏や枯れ葉の間でたくさん越冬していますが、♂も時々見かけます。まだこれから交尾の機会があるんでしょうか。









(2021.02.05・明石公園にて採集)

2021年2月8日月曜日

アオキコナジラミの蛹殻と若齢幼虫

いつもの公園ですが、あちこち探しても目ぼしいものはほとんど見つからないので、トベラのアオキコナジラミ Aleuroclava aucubae をあらためて撮ってみました。お馴染みの黒い蛹殻の他に、少し小さくて緑色の薄っぺらなのが混じっています。多分同種の若齢幼虫だと思います。



大きい方は長径約0.8mmで、すでに蛹殻だと思います。小さい方は0.7mm足らずですが、ちょっと形が違う気がします。これも蛹殻でしょうか。

画面上の黒い蛹殻は長径約0.7mm、下の幼虫は約0.48mmです。

約0.35mmの幼虫。

この幼虫は約0.58mm。これで3齢くらいでしょうか。

(2021.02.05・明石公園)

2021年2月5日金曜日

枝の先のウシカメムシ

この辺りだけのことかも知れませんが、この冬はこれまでになく虫が 少ないようで、葉の裏を覗いても落ち葉をひっくり返しても、例年お馴染みの虫さえほとんど姿が見られません。この傾向がずっと続くのでなければいいのですが。
と、言い訳をしておいて、とりあえず忘れられないために久しぶりに更新しておきます。アラカシのひこばえの先にしがみついていたウシカメムシです。



(2021.02.05・明石公園)

2021年1月28日木曜日

ユミアシゴミムシダマシ

 伐採木の樹皮下をめくると大きな甲虫が3匹現れました。お馴染みのユミアシゴミムシダマシ Promethis valgipes です。あらためて検索してみると最近はサトユミアシゴミムシダマシという和名が多く使われているようですが、いつ頃からなんでしょうか。それはさておき、こんな街なかの公園でも普通に見られる数少ない大型甲虫の一つです。


この個体で体長約24mm。

一つ覚えですが、やっぱり顔も撮っておきました。ゴミムシダマシの仲間には愛嬌のある顔がたくさんあります。

1枚目の右上でひっくり返っていた個体です。保育社の甲虫図鑑によれば♂の後胸腹板中央に円形赤褐色の叢毛がある、ということなのでこれは♂でしょう。

3匹目ですが、これも♂ですね。

この角度から見ることはあまりないので、1枚。

(2021.01.21・学が丘北公園)