白い斑入りのササを見つけたので、ちょっと覗いてみました。
以前のブログでも一度掲載していますが、これはスゴモリハダニの仲間の仕業です。ネット上ではタケスゴモリハダニ Stigmaeopsis celarius に関する情報が多く、画像を見る限りよく似ていますが、スゴモリハダニ属(Stigmaeopsis)には他にもタケ・ササ類につく種があるようなので、同属の別種かも知れません。葉を裏返してみるとダニが吐いた糸で天幕が張られていて、中がよく見えません。
白い斑入りのササを見つけたので、ちょっと覗いてみました。
以前のブログでも一度掲載していますが、これはスゴモリハダニの仲間の仕業です。ネット上ではタケスゴモリハダニ Stigmaeopsis celarius に関する情報が多く、画像を見る限りよく似ていますが、スゴモリハダニ属(Stigmaeopsis)には他にもタケ・ササ類につく種があるようなので、同属の別種かも知れません。シャリンバイの葉裏にいたモモノゴマダラノメイガ Conogethes punctiferalis です。前翅長約13mm。葉をつまんでも逃げないので顔や翅のアップも撮っておきました。
同じ場所で採集した3種のクンショウモです。
1. Lacunastrum gracillimum
この形のクンショウモはいつもお世話になっている「淡水微生物図鑑」(2010年)ではフタヅノクンショウモ Pediastrum duplex の一変種 var.gracillimum にあたるのですが、その後出版された「プランクトンハンドブック 淡水編」(20018年)を見ると別属のラクナストルム属 Lacunastrum とされています。どういうことかとネット情報を探すとこの gracillimum は最近になって変種から種に昇格し、新設された Lacunastrum属 に移されたようです。毎年この季節になると姿を見せる大型のハエで、ヒゲナガヒロクチバエ Lamprophthalma japonica だと思います。以前のブログにも一度掲載していて、その時は参考にした「一寸のハエにも五分の大和魂・改」の画像に見られる翅の斑紋が見えないことから別種ではないかと考えたのですが、どうやら個体変異のようです。いつ見ても非常に動きの鈍いハエで、今回もとまっているイヌビワの葉をつまんで顔のアップを撮る間、逃げもせずじっとしていてくれました。体長は約11mmです。
コナラの葉にせっせと糸をかけている芋虫がいました。いつもお世話になっている、YAMKENの明石の蛾達にあたってみると、アカバキリガ Orthosia carnipennis の幼虫のようです。葉を丸めて蛹化の準備に入っているところと見えるのでこれで終齢だと思ったのですが、YAMKENさんの記事によれば終齢では頭部が赤くなるらしく、この個体は亜終齢のようです。多分、無事に葉巻の中に落ち着いてから赤くなるんでしょうね。
大型のアメーバです。おそらく以前のブログに出したものと同じ種で、どちらもAmoeba proteus だと思っていますが、実は多種との見分け方がよく分かりません。前回はDIC撮影だったので今回は位相差で。