つい先日、そらさんのところにも登場したヤマトシリアゲ Panorpa japonica です。今年は数が少ないとお嘆きのようですが、当地でも年々数を減らしているようです。久しぶりに見つけたのでじっくり撮りたかったのですが、その前に逃げられました。
2021年10月1日金曜日
2021年9月29日水曜日
カメノコウワムシ属の外来種?(Keratella ?americana)
いつもの池ではごく普通に見つかる小型のワムシで、カメノコウワムシ Keratella cochlearis だと思っていたのですが、あらためて手持ちの図鑑類などで確認すると別種のようです。この種には多くの変種があって、和名の由来である背甲の亀甲模様もそれぞれ異なるのですが、それが図鑑に掲載されているくつかの型のどれにも当てはまりません。そこでネット情報を探してみると、四日市大学生物学研究所のサイトで紹介されている Keratella americana f. hispida という種によく一致することが分かりました。「Keratella cochlearisに似ているが,背面の亀甲模様が全く異なる.Keratella valga等のように,中央に六角の亀甲が4個並ぶことで区別できる。外来種。東海地方の池沼では普通に見られる。」と説明されています。そこに掲載されている画像は小さくて分かりづらいのですが、いくつかの海外サイトの図でよく確認できます。今回は数個体を撮影しましたが、亀甲模様の型はすべて同じでした。
2021年9月27日月曜日
オビコシボソガガンボ?
クサギの葉の上で交尾していたコシボソガガンボの一種です。多くのサイトで画像が掲載されているオビコシボソガガンボ Ptychoptera japonica と同種のように見えますが、近似種の有無もはっきりしないので、種名には疑問符をつけておきます。
体長は左の♀が7.5mm、♂が5mmくらい。♂は脚を2本失っています。2021年9月26日日曜日
ヨツメヒメハマキ
これはヨツメヒメハマキ Cydia danilevskyi だと思います。幼虫はコナラやミズナラの実を食べるそうですが、確かにコナラの多い場所でした。翅端まで9mmくらいです。
2021年9月25日土曜日
タイワンヒゲナガアブラムシとマミー
アキノノゲシの葉裏についていたタイワンヒゲナガアブラムシ Uroleucon formosanum です。
2021年9月24日金曜日
オキシトリカの一種?(?Oxytricha sp.)
以前のブログでも同じタイトルで出していますが、こちらの方が大型で刺毛の様子にも違いがあって別種ではないかと思います。またどちらもアンフィシエラ Amphisiella その他のよく似た属かも知れません。
(2021.08.06・明石公園の池にて採集)