アラカシの幹から浸み出した樹液の中を歩いていたハエですが、見ていると時々腹端を樹液の中に突き刺しています。産卵行動でしょう。ショウジョウバエ科の一種だと思いますが、それ以上は分かりません。幼虫はこんなふうに樹液の中で育つのでしょう。翅端まで約3mm、体長は2.5mmくらいです。
2021年10月22日金曜日
2021年10月21日木曜日
2021年10月19日火曜日
ヒメクダマキモドキ ♂
アカメガシワの葉の上で暇をつぶしていたヒメクダマキモドキ Phaulula macilenta です。
翅の下から辛うじて尾毛が見えるので♂だと分かります。体長25mm、翅端まで37mmくらい。不明のクモ
クサギの葉裏にいた黒くて小さなクモです。
ヒメグモの仲間のようですが、正体が分かりません。なんとなくボカシミジングモの♂(の幼体?)ではないかという気がしているのですが、特に根拠があるわけでもなく、そのうちどなたかが教えてくださることを期待して不明のままで出しておきます。体長は約1.8mmです。
2021年10月16日土曜日
アカメガシワの花外蜜腺とアミメアリ、モンクチビルテントウ(改題)
* 2021.10.17・記事訂正 *
5枚目以降の画像はヨツボシテントウとしていましたが、モンクチビルテントウ Platynaspidius maculosus ではないかとのご指摘をいただきました。これまで存在を知らなかったのですが、ネット情報にあたってみると確かにその種で間違いなさそうです。1998年に沖縄で見つかって以来、北上してきている南方系の外来種だそうです。以前掲載したヨツボシテントウに比べても黒紋の大きさなどにはっきりと違いがありますが、気づいていませんでした。タイトルを修正し、ついでに画像を1枚追加しました。
アカメガシワの花外蜜腺にアリが来ていました。
2021年10月15日金曜日
ヒメダルマハナカメムシの成虫と幼虫
クサギの葉裏にいた小さなハナカメムシで、ヒメダルマハナカメムシ(Bilia japonica)だと思います。同種と思われるものは以前のブログでも出していますが、脱皮直後で正常な体色が出ていなかったため疑問符付きとしていました。今回は近似種との違いの一つである腿節の色も確認できたので、この種で間違いないでしょう。
翅芽が大きいので終齢でしょうか。体長約1.1mm。
2021年10月13日水曜日
ハゴロモ外来種(?Pochazia shantungensis)
2、3年前から話題になっている、アミガサハゴロモに似た外来種です。遅ればせながらいつもの公園で、虫取り仲間に居場所まで案内して貰って初めてこの目で見ることができました。多くのサイトで中国原産の Pochazia shantungensis という名が挙げられていますが、海外の画像を見ると確かに同種のように思えます。実際に見るとアミガサハゴロモより大型で色も異なるので見間違うことはないでしょう。幼虫も見たいものですが、この日は見つかりませんでした。
体表は黒っぽい地色の上に赤褐色の粉をまぶしたように見えます。正面から撮ろうとするとじりじりと向きを変え、最後に飛んで行ってしまいました。