2021年10月15日金曜日

ヒメダルマハナカメムシの成虫と幼虫

クサギの葉裏にいた小さなハナカメムシで、ヒメダルマハナカメムシ(Bilia japonica)だと思います。同種と思われるものは以前のブログでも出していますが、脱皮直後で正常な体色が出ていなかったため疑問符付きとしていました。今回は近似種との違いの一つである腿節の色も確認できたので、この種で間違いないでしょう。


成虫の体長は約1.5mm。


捕食性だそうですが、葉脈に口吻を突き刺しています。

近くにいた別個体ですが、腿節は全体が淡色です。

体長0.6mmほどの若齢幼虫。

こちらは少し大きく、0.8mmほど。

翅芽が大きいので終齢でしょうか。体長約1.1mm。

羽化した後の脱け殻もありました。

(2021.10.09・明石公園)

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