コガネグモの仲間の大きな円網が日光に輝いていました。体長が11mmほどなのでコガタコガネグモかと思ったのですが、体の模様を見るとコガネグモ Argiope amoena のようです。よほど獲物に恵まれなかったのでしょうか。
(2021.10.21・明石公園)
コガネグモの仲間の大きな円網が日光に輝いていました。体長が11mmほどなのでコガタコガネグモかと思ったのですが、体の模様を見るとコガネグモ Argiope amoena のようです。よほど獲物に恵まれなかったのでしょうか。
アラカシの幹から浸み出した樹液の中を歩いていたハエですが、見ていると時々腹端を樹液の中に突き刺しています。産卵行動でしょう。ショウジョウバエ科の一種だと思いますが、それ以上は分かりません。幼虫はこんなふうに樹液の中で育つのでしょう。翅端まで約3mm、体長は2.5mmくらいです。
アカメガシワの葉の上で暇をつぶしていたヒメクダマキモドキ Phaulula macilenta です。
翅の下から辛うじて尾毛が見えるので♂だと分かります。体長25mm、翅端まで37mmくらい。 クサギの葉裏にいた黒くて小さなクモです。
ヒメグモの仲間のようですが、正体が分かりません。なんとなくボカシミジングモの♂(の幼体?)ではないかという気がしているのですが、特に根拠があるわけでもなく、そのうちどなたかが教えてくださることを期待して不明のままで出しておきます。体長は約1.8mmです。
* 2021.10.17・記事訂正 *
5枚目以降の画像はヨツボシテントウとしていましたが、モンクチビルテントウ Platynaspidius maculosus ではないかとのご指摘をいただきました。これまで存在を知らなかったのですが、ネット情報にあたってみると確かにその種で間違いなさそうです。1998年に沖縄で見つかって以来、北上してきている南方系の外来種だそうです。以前掲載したヨツボシテントウに比べても黒紋の大きさなどにはっきりと違いがありますが、気づいていませんでした。タイトルを修正し、ついでに画像を1枚追加しました。
アカメガシワの花外蜜腺にアリが来ていました。
クサギの葉裏にいた小さなハナカメムシで、ヒメダルマハナカメムシ(Bilia japonica)だと思います。同種と思われるものは以前のブログでも出していますが、脱皮直後で正常な体色が出ていなかったため疑問符付きとしていました。今回は近似種との違いの一つである腿節の色も確認できたので、この種で間違いないでしょう。