2021年11月21日日曜日

ヤスマツコナジラミ

 ヤスマツコナジラミ Pentaleyrodes yasumatsui は以前のブログでも一度出していますが、あまり見ないものなので今回は持ち帰って深度合成撮影をしました。

もともと薄っぺらな体形なので深度合成しても新鮮味はありません。

同じ葉についていた別個体。体長はどちらも1.2~1.3mmの間です。

3匹目の個体の前部。眼は無いようです。

同じく後部。

見つけたのは前回と同じくカゴノキでした。

(2021.11.19・舞子墓園)

2021年11月20日土曜日

サメハダツブノミハムシ

 アカメガシワでは常連のサメハダツブノミハムシ Aphthona strigosa です。気温が下がってきたせいか葉をつまんでも逃げもせずに撮らせてくれました。体長2.5mmくらいです。



眉根に皺を寄せて怒ったような面付です。
ところでこのハムシ、成虫はいくらでも見つかるのですがそれらしい幼虫はまだ見たことがありません。アカメガシワのどのあたりで大きくなるんでしょうかね。

(2021.11.15・明石公園)

2021年11月19日金曜日

ナシケンモンの幼虫

 アカメガシワの葉の上に乗っていた赤い毛虫です。ナシケンモン Viminia rumicis の幼虫だと思いますが、体長が35mmくらいあるので終齢でしょう。周りの葉には食痕もなく、ちょっと不自然な感じがしたのですが、蛹化前の静止状態なのかも知れません。


じっとして動かないので各部のアップを撮っておきました。毛虫の毛や棘は種によって様々で面白いものですが、この毛虫は鋭い棘の間から多数のごく細い羽毛状の毛が生えています。






(2021.11.15・明石公園)

2021年11月17日水曜日

マルトビムシの一種

 落ち葉をひっくり返したりしているとよく見つかる、お尻の両側に白い紋のあるマルトビムシです。濡れ落ち葉の裏にいました。側面から撮れなかったので体長は分かりませんが、画面長辺が約1.4mmです。


(2021.11.15・明石公園)

2021年11月15日月曜日

アオムキミジンコの一種(Scapholeberis sp.)

ネタがないので5月の写真です。
種の特徴がはっきり写っていないので確実ではありませんが、おそらくタイリクアオムキミジンコ Scapholeberis kingi だと思います。


正面から。


背面から。

(2021.05.24・姫路市 姫山公園の池にて採集)

2021年11月13日土曜日

ヌサガタケイソウの一種?

わりあい大型の種なので撮影してみた珪藻です。ヌサガタケイソウ(Tabellaria 属)か、でなければオビケイソウ(Fragilaria 属)あたりが近そうな気はしていますが、どちらでもないかも知れません。殻の表面に並んでいる細かな点紋がきれいです。




(2021.08.31・明石公園 桜堀にて採集)

2021年11月11日木曜日

ユスリカを捕えたアリグモ幼体

 モチノキでユスリカの仲間を捕えていたアリグモ Myrmarachne japonica の幼体です。

若齢で、体長約2.5mm。



ハエトリグモの仲間は網膜の動きによって主眼の色が変わります。



(2021.11.04・明石公園)