以前のブログにも一度出していますが、ウズムシ類のミュラー型幼生 Müller's larva です。同種かどうかは分かりませんが、今回の方が小さく、「腕」の突出も弱いので、やや齢が若いのかも知れません。
2021年12月7日火曜日
ウズムシ類のミュラー型幼生(Müller's larva)
頭部(右側)から毛束が伸びています。
動画です。
(2021.11.16・西舞子海岸にて採集)
2021年12月6日月曜日
叉肢が美しいオイトナ属の一種(Oithona sp.)
2021年12月5日日曜日
シラホシトリバ
トベラの葉裏にとまっていたシラホシトリバ Deuterocopus albipunctatus です。珍しいものでもありませんが、この奇抜な形は、もしこれで数がはるかに少なければマニアに珍重されたかも知れません。
前翅の開帳約13mm、体長約6mmです。
撮影中に飛んで別の葉に移りました。後ろ姿も魅力的です。
(2021.11.19・舞子墓園)
2021年12月4日土曜日
スチコロンケ(の殻?)
スチコロンケ(Sticholonche zanclea)は現在では放散虫に含められるそうです。以前にも掲載していますが、ピントの浅い画像で全体像を見せるのには大変都合の悪い形をしています。今回は採集したサンプルの中に内容物がほとんど抜けて殻だけになったようなものを見つけたので、バラバラにならない程度にカバーガラスで軽く押しつぶし、深度合成撮影をしてみました。
まず暗視野で。放射状に伸びる針のような骨片の束がいくつも見えますが、このような束が細胞全体では14個あるそうです。
明視野でも撮りました。
これは偏斜照明。針状骨片の基部は鏃のような形です。
2021年12月3日金曜日
キモンケチャタテ
いろんなサイトで画像が掲載されているキモンケチャタテ Valenzuela oyamai ですが、なぜかこれまで見る機会がなく今回が初めての登場です。クサギの葉裏にいました。頭端から翅端まで約4.2mmです。
(2021.11.19・舞子墓園)
2021年12月2日木曜日
ハラビロクロバチ科の一種(?Leptacis sp.)
2021年12月1日水曜日
オヨギソコミジンコの一種(Microsetella sp.)
近所の海で普通に採れる細長いカイアシ類で、オヨギソコミジンコ (Microsetella 属)の一種だと思います。多数の種があるのだろうと思いますが岩国市立ミクロ生物館監修の「日本の海産プランクトン図鑑」で紹介されている Microsetella norvegica の画像がよく似ていて、本州中南部では秋に多くなる、という点も一致するのでこの種かも知れません。
カバーガラスの下に閉じ込めるとしばらくは暴れまわっていましたが、やがて動きを止めたので明・暗視野で深度合成撮影しました。内蔵(消化管)だけは撮影中も盛んに前後に動いていましたが、画像にはあまり影響しなかったようです。
(2021.11.16・西舞子海岸にて採集)
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