2か月ほど前に羽化の様子を出したばかりのチマダラヒメヨコバイです。越冬中の個体はよく見かけますが、こんなにたくさん集まっているのは初めて見ました。
(2022.01.05・明石公園)
2か月ほど前に羽化の様子を出したばかりのチマダラヒメヨコバイです。越冬中の個体はよく見かけますが、こんなにたくさん集まっているのは初めて見ました。
枯れたヤツデの葉が枝から垂れ下がっています。
皺くちゃになった大きな葉はこの時期、ちょっと拡げて覗いてみる価値があります。キヅタの葉をめくるとムナボシヒメグモ Platnickina sterninotata が卵嚢を咥えていました。
昨年も同じようなものを出していますが、イスノキの葉陰で越冬中のウシカメムシ Alcimocoris japonensis です。
ウシカメムシが乗っている実はおそらくすでにタマバエ(イスノキハリオタマバエ?)に寄生されていて、正常に大きくなれなかったもの(イスノキミコガタフシ)です。「南京玉すだれ 」に例えられる滑走運動で知られるイカダケイソウ(Bacillaria)の一種です。今回は海で採集したものですが淡水性の種もあり、以前のブログでも2度(2013.07.09,2019.06.13)出していますが、後の方は淡水で採集したものです。クサリケイソウという和名も使われています。こういうものを撮影するときは動きを抑えないよういつも水の量を多目にとっているのですが、少し多過ぎたようで、ピントが一部にしか合いません。