トベラの葉の裏にいたベニヒメヨコバイ Dayus takagii です。葉を裏返すと表側にまわってしまいました。以前のブログにも一度出していますが、真冬にこんな鮮やかな色を見つけるとちょっと得した気分です。頭端から翅端まで約3.4mmです。
2022年2月4日金曜日
2022年2月3日木曜日
シリボソハナレメイエバエ属の一種
こういう典型的なハエはどれも同じように見えて調べるのも大変なので通り過ぎることが多いのですが、こいつは眼の色が綺麗なので撮ってみました。翅脈からイエバエ科だろうと思って探していると、そらさんのところでほぼ同種のように見える画像が見つかりました。シリボソハナレメイエバエ属 Pygophora の一種だそうです。この属については、田井川の生き物調査隊や廊下のむし探検で取り上げられていて、どちらの記事でも同定のための特徴がかなり詳細にまとめられています。下の写真では見えない部分もありますが、主な特徴は確認できるので同じ属と判断して間違いないと思います。
体長約6mm。モチノキの幹にとまっていました。2022年2月2日水曜日
クビキリギス越冬中
生垣に吹き寄せられたアオギリの葉を拡げてみると、中から鮮やかな緑色の大きな虫が現れてびっくりしました。クビキリギス Euconocephalus varius です。成虫で冬を越すんですね。初めて見ました。尖った頭の先から翅の先まで約70mmです。
2022年2月1日火曜日
泳ぐソライロラッパムシ
初登場のソライロラッパムシ Stentor coeruleus です。シャーレの中で泳いでいるのを見つけスライドガラスにとったのですが、いつまでも泳ぎ続けて、ラッパの口を大きく開いた姿は見られませんでした。
2022年1月31日月曜日
2022年1月30日日曜日
ケヤキ樹皮下の黄色いハダニ
冬場にケヤキの樹皮下でよく見かけるハダニです。同種と思われるものがフッカーSさんの東京23区の虫2に掲載されていて、トウヨウハダニ属(アケハダニ属、Eotetranychus)の一種ではないかとされています。体長は0.30~0.33mmくらいです。
2022年1月29日土曜日
イクビホソアトキリゴミムシ
これはイクビホソアトキリゴミムシ Dromius quadricollis だと思います。ムクノキの樹皮下にいました。保育社の甲虫図鑑で挙げられている、前頭複眼近くの縦じわ、前胸背板の上反部、その側縁中央部と後角近くの剛毛、第3間室翅端の孔点などが写真からも確認できます。樹上性のゴミムシのようです。