頭上のトウネズミモチの葉裏に小型のハチがとまっているのを見つけ、撮影しようと枝を引き寄せると、こんな姿勢になってしまいました。
ひょっとしてこれも擬死の一種でしょうか。
海外サイトの標本画像などと絵合わせをしてみると、オナガコマユバチ亜科の Spathius 属で間違いなさそうです。
(2022.04.06・舞子墓園)
頭上のトウネズミモチの葉裏に小型のハチがとまっているのを見つけ、撮影しようと枝を引き寄せると、こんな姿勢になってしまいました。
ヨコヅナサシガメ Agriosphodrus dohrni もこのあたりではここ数年数の減ってきた虫の一つですが、その幼虫がコナラの幹で何かを捕まえていました。
これまでにも何度か撮影している綺麗なハエで、以前のブログで属・種不明のショウジョウバエ科の一種として掲載したのと同じものです。今回改めてネット情報を探してみると Acleris さんのいもむしうんちは雨の音によく似たものが掲載されていました。ナカジロコガネショウジョウバエ Leucophenga interrupta とされていて、同定で参照した文献も紹介されていますが、とりあえず写真で確認できる限りでは違いは見当たらないので、同種と見て良いと思います。
ツツジの花の中にいたヤニサシガメ Velinus nodipes の幼虫です。
細胞分裂途中のラッパムシの一種(Stentor sp.)を見つけました。
トベラの葉裏に妙な形のクモがぶら下がっていると思ったら、大きなクモヒメバチの幼虫を背負ったウロコアシナガグモでした。
クモは♂です。クモヒメバチ幼虫は今年の1月に見たものに比べるとはるかに大きく成長していて、また背中に突起が並んでいるので多分終齢でしょう。この突起には小さなフックが多数生えていて、クモが死んだ後このフックで糸にぶら下がり蛹化するのだそうです。