2022年4月9日土曜日

カシノナガキクイムシを釣り上げる(?)ヨコヅナサシガメ幼虫

ヨコヅナサシガメ Agriosphodrus dohrni もこのあたりではここ数年数の減ってきた虫の一つですが、その幼虫がコナラの幹で何かを捕まえていました。

獲物はカシノナガキクイムシ Platypus quercivorus です。

幹にはキクイムシの虫孔が多数開いています。周りを見るとヨコヅナサシガメ幼虫は他にも多数歩き回っていて、同じ獲物を捕えているものも何匹も見つかりました。




しかしそのキクイムシの方は、探してもすでに獲物になったものしか見つかりません。

不審に思っていると、虫孔に口吻を差し込んでいるサシガメがいました。

間もなくキクイムシを孔から釣り上げました。
カシノナガキクイムシが材からの脱出を始めるのは普通6月頃、早くても5月とされていて、4月の初めに成虫が外をうろついていることはなさそうです。おそらくこのヨコヅナサシガメの幼虫たちは、まだ孔の中にいる脱出前の成虫を狙って狩りをしているのでしょう。画像を拡大して調べると、キクイムシは♀♂ともに犠牲になっていました。

ヤニサシガメの幼虫も1匹お相伴に与っていました。

これが舞台になったコナラです。ナラ枯れのため、去年の枯葉が落ちずに残っています。

(2022.04.06・舞子墓園)

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