8月末に幼体を撮った同じ場所でまたヤハズハエトリ Marpissa elongata を見つけました。背中の模様から今回は♀のようですが、体長約7mmとやや小さめなので亜成体なのかも知れません。ちょうど食事中でしたが、捕えた獲物もクモだったようです。
2022年10月7日金曜日
2022年10月6日木曜日
カスミカメムシ類の幼虫
トサカグンバイに寄生されて、黒い糞や幼虫の脱皮殻で汚くなったネジキの葉の裏をルーペで見ていると、こんな幼虫がいました。場所柄からグンバイカスミカメを期待したのですが、違います。それでもカスミカメ類には間違いなさそうで、疎らに生えた黒い毛や、触角や脚の赤い線が目立ちますが、成虫の姿が思い浮かびません。何者でしょうか。体長は約4mmです。
2022年10月5日水曜日
サンカクモンヒメハマキ
以前のブログでも一度出しているサンカクモンヒメハマキ Cydia glandicolana です。ちょうど今頃出現する種のようで、アラカシの幹に頭を下に向けてとまっていました。もともと地味なガですが、前回の個体に比べても更に冴えない色合いです。羽化後日が経ってくたびれているのかも知れません。翅端まで約10mmです。
2022年10月4日火曜日
ウデブトハエトリ
コンクリートの上を前脚(第1脚と言うべきでしょうか)を振り振り歩く小さなハエトリグモがいたので、アオオビハエトリだろう思ってカメラを向けると(多分)初見のウデブトハエトリ Harmochirus insulanus でした。和名通り第1脚が太くてよく目立ちますが、♂では更に太くて大きいようなので、これは多分♀でしょう。しばらく追いかけましたがなかなか立ち止まってくれず、あまり満足できるカットは撮れませんでした。次は♂を見つけたいものです。
2022年10月3日月曜日
アカメガシワハネビロウンカ
エノキの葉を捲ると裏にくっついていました。ハネナガウンカ科のアカメガシワハネビロウンカ Vekunta malloti だと思います。
2022年10月2日日曜日
ヒラタヤドリバエ亜科の一種(?Euthera tuckeri)
アラカシのひこばえの葉の上にとまっていたハエです。翅に特徴的な黒紋があって、その上さらに翅の付け根に近いあたりから一対の黒い突起がとび出ています。真上から数枚撮った後、側面から撮るために邪魔になる葉を動かそうとしたら逃げられました。面白いハエなのに、残念。
確かどこかで見た憶えがある気がして帰宅後検索してみると、あちこちのサイトで Euthera tuckeri (ヤドリバエ科ヒラタヤドリバエ亜科)として紹介されているのが同種のようです。
体長約5.5mm。
(2022.10.01・明石公園)
2022年10月1日土曜日
ツツジの葉に産卵するルリチュウレンジ
昨日の記事と同じハバチの仲間ですが、これはツツジの葉に産卵していたルリチュウレンジ Arge similis です。
葉に入った産卵管が透けて見えています。