2023年5月20日土曜日

モモブトカミキリモドキ

 これも普通種ですが、やはり当ブログではまだ登場していなかったモモブトカミキリモドキ Oedemeronia lucidicollis です。和名は♂の肥大化した後脚腿節に由来していて、これは♀なので「腿太」ではありません。ノイバラ花の上で花粉を食べていました。体長は約5.5mmです。






(2023.05.04・神戸市垂水区)

2023年5月19日金曜日

クロスジツマキジョウカイ

 普通種なのでとっくに掲載していると思っていましたが、調べてみるとココログ時代も含めてこれが初登場でした。自宅近くの緑地で、ツツジの葉に飛んできたクロスジツマキジョウカイ Malthinus mucoreus 。ちょっと弱々しい感じの甲虫です。


体長約6mmです。腹部がかなり大きく見えますが、♀でしょうか。

(2023.05.04・神戸市垂水区)

2023年5月17日水曜日

マルトビムシを捕えたアオオビハエトリ

 ギシギシの葉の上のアオオビハエトリ Siler cupreus 。


何か咥えています。

小さなマルトビムシでした。可哀そうに。

毛並みがきれいです。

お尻もキラキラ輝いています。

(2023.05.03・神戸市西区伊川)

2023年5月16日火曜日

クロボシツツハムシ

 当ブログには珍しく甲虫が続きます。
河川敷の、何かの枯れ茎につかまっていたクロボシツツハムシ Cryptocephalus signaticeps です。近づこうとすると茎が揺れてポロリと落下してしまいましたが、運よく下の葉が受け止めてくれました。体長約5.5mm。ナナホシテントウをそのまま細長くしたような甲虫です。






(2023.05.03・明石公園 神戸市西区伊川)

2023年5月15日月曜日

ノイバラの雄蕊を食べるカタモンコガネ

 河川敷のノイバラの花にカタモンコガネ Blitopertha conspurcata がたくさん来ていました。春に出てくるコガネムシです。


花弁の上に、雄蕊の葯がたくさん落ちています。

これは別の花の上の別個体ですが、雄蕊の花糸をむしゃむしゃと食べていていて、周りに切り株が残っているのが見えます。


2枚目の写真と考え合わせると、このコガネムシは雄蕊の葯を残して花糸だけ食べているのではないかという気がするのですが、撮影時にはそこまで気をつけて見ていませんでした。

(2023.05.03・神戸市西区伊川)

2023年5月14日日曜日

交尾中のバラルリツツハムシ

 よく晴れた日、河川敷を歩くといろんな植物でバラルリツツハムシ Cryptocephalus approximatus が活動していました。名の由来のバラ類以外に各種広葉樹の葉を食べるようです。写真はアキニレの葉の上で交尾中の雌雄。体長は4mmから5mmくらいです。





(2023.05.03・神戸市西区伊川)

2023年5月12日金曜日

ギシギシクチブトサルゾウムシ

 ギシギシの葉の上にいた小型のゾウムシです。この日は多数見かけたのですが、どれもレンズを近づけるとそそくさと逃げていくので、どうにか撮影できたのは写真の2匹だけでした。ギシギシクチブトサルゾウムシ Rhinoncus jakovlevi だと思います。

多分、上が♂で下が♀でしょう。体長は2.4mmと2.8mmくらいです。





(2023.05.03・神戸市西区伊川)