アラカシの幹を徘徊していたアオオビハエトリ Siler vittatus の♂です。このクモも、♀に比べて♂を見かけることは少ないように思います。体長約6mm。
(2023.05.27・明石公園)
アラカシの幹を徘徊していたアオオビハエトリ Siler vittatus の♂です。このクモも、♀に比べて♂を見かけることは少ないように思います。体長約6mm。
木の葉の裏で見つけた2種のカメムシ卵です。
一つ目はクサギカメムシ Halyomorpha halys の卵。シャリンバイの葉裏で、全部で28個あります。突然ぶーんという羽音とともに首筋に虫がとまったので思わず叩き落とすと、アオマダラタマムシ Nipponobuprestis amabilis でした。この場所では珍しくない種ですが、より大型のヤマトタマムシに劣らず美しいタマムシです。叩かれて脳震盪でも起こしたのか、アスファルトの上でじっとしていたので近くの切り株の上に置いて撮らせてもらいました。
土留めの丸太の上にいた、比較的大型のトビムシ2種。どちらもトゲトビムシ科 Tomoceridae だと思います。
手前はピンクがかった鱗におおわれていて、体長約5mm。触角も体長と同じくらいの長さがあります。アカメガシワの葉の上にいたアリグモ Myrmarachne japonica ♂です。このあたりではハエトリグモ類の中でも最普通種の一つですが、♀に比べると♂はあまり多くない印象です。巨大な顎(鋏角)は♂同士の争いに使われるそうですが、まだそんな面白い場面は見たことがありません。獲物を捕えるにはかえって邪魔な気がしますが、実際はどうなんでしょうか。
金色に輝く毛並みのキアシキンシギアブ Chrysopilus ditissimis 。この季節限定の美しいアブです。
左右の複眼が接しているので、♂ですね。