体長3mmほどのアヤトビムシ科 Entomobryidae の一種です。先日のトゲトビムシと同じ丸太の上にいました。
2023年6月11日日曜日
アヤトビムシの一種
2023年6月10日土曜日
アカガネサルハムシ
先日掲載したブドウハマチョッキリと同じ日、同じエビヅルにこのアカガネサルハムシ Acrothinium gaschkevitchii も来ていました。稀種ではありませんが、このあたりではそうどこにでもいるというわけでもなく、見つけると嬉しくなるきれいなハムシです。
2023年6月9日金曜日
今年も出てきたイスノキのカタビロコバチ
毎年この季節に、同じイスノキで観察しているカタビロコバチの一種ですが、今年も忘れずに出てきました。このイスノキの実はほとんどがイスノキハリオタマバエに寄生されて、正常な大きさまで成長せずにイスノキミコガタフシと呼ばれるゴールとなっています。このカタビロコバチはそんな矮小な実から羽化してくるのです。おそらくこのタマバエに寄生しているか、あるいは単に同居しているのかのどちらかだろうと思っていますが、確実なことは分かりません。また一度だけですが、同じ木でナガコバチ科の Neanastaus albitarsis の産卵を見たこともあります。この種はタマバエ類に寄生することが知られているそうで、ホストはイスノキハリオタマバエと考えてよいでしょう。またこの木の実にはかつてイスノキモンオナガコバチも数多く寄生していましたが、もう10年以上姿を見ません。タマバエの寄生率が非常に高く、オナガコバチが利用できる実がほとんど残されないためではないかと推測しています。
2023年6月8日木曜日
アオオビハエトリ・オス
アラカシの幹を徘徊していたアオオビハエトリ Siler vittatus の♂です。このクモも、♀に比べて♂を見かけることは少ないように思います。体長約6mm。
2023年6月7日水曜日
葉裏のカメムシ卵2種(クサギカメムシと“?”)
木の葉の裏で見つけた2種のカメムシ卵です。
一つ目はクサギカメムシ Halyomorpha halys の卵。シャリンバイの葉裏で、全部で28個あります。2023年6月6日火曜日
アオマダラタマムシ
突然ぶーんという羽音とともに首筋に虫がとまったので思わず叩き落とすと、アオマダラタマムシ Nipponobuprestis amabilis でした。この場所では珍しくない種ですが、より大型のヤマトタマムシに劣らず美しいタマムシです。叩かれて脳震盪でも起こしたのか、アスファルトの上でじっとしていたので近くの切り株の上に置いて撮らせてもらいました。