タバコカスミカメ Nesidiocoris tenuis は、いわゆる生物農薬としての利用が進められていて、日本でもすでに製品化されているようです。その関係を記事を読むと主にコナジラミやアザミウマなどの微小害虫を捕食するそうなのですが、今回初めて、キリの葉の裏でアザミウマを捕らえているところを見つけました。昨年にはやはりキリの葉でヒメイトカメムシを吸汁していたのを掲載していますが、この獲物はすでに死んでいたのかも知れません。こちらの資料によると本種は捕食性と植食性の両方の性質を持っていますが、植物の種によってはそれだけで産卵・繁殖することが出来るそうで、そいういう植物としてはゴマが知られています。そこにキリも含まれるのかどうかは分かりませんが、少なくとも明石公園では他の植物上では見たことがありません。
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