ゾウミジンコの出産シーンを撮ろうと、育房に数匹の子どもを持った♀を眺めていたのですが、ちょっと目を離した隙に2匹も生まれてしまって、気が付けば親の周りを泳ぎまわっていました。
まだ♀の体内に残っている子どもも間もなく出てくるだろうと、今度は目を離さずに観察をつづけたところ約1時間後、3匹目と4匹目がほとんど間を置かずに飛び出してきました。
2021年4月30日金曜日
ゾウミジンコ Bosmina sp. の出産
最初は育房に4匹の子どもが入っていて、盛んに動いていました。ミジンコの体をなるべく押さえつけないように水層を厚めにとっているので、真横からの写真がなかなか撮れません。
誕生を見逃した2匹は、くっついたまま泳ぎ回っています。
残った2匹も体の形は完全に出来上がっていて、ごそごそと動いています。
ここからの、3匹目の誕生シーンは動画からの切り出しです。
動画です。
(2021.04.13・姫路城内濠にて採集)
2021年4月29日木曜日
ツバキハマダラミバエ雌雄
モチノキの幹で翅に模様のあるミバエが交尾中でした。 季節柄、昨年のちょうど今頃掲載したハルササハマダラミバエだろうと思いながら撮影したのですが、帰宅して調べてみると別種のツバキハマダラミバエ Staurella camelliae です。と言っても、この種もほとんど同じような写真を以前のブログに出していました。
2021年4月28日水曜日
オカメミジンコ(深度合成)
いつもの公園の池にいるオカメミジンコです。多分普通種のオカメミジンコ Simocephalus vetulus だと思いますが、ひょっとすると同属別種かも知れません。動きの止まったところを見計らって、ピントを送りながら秒間4コマの連射モードで30枚ほど撮りました。その間触角や䚡脚は止まっていましたが、盛んに動いていた心臓は合成画像からは消えています。
2021年4月27日火曜日
マスダアラカシタマバチ両性世代♀の産卵とカシノフクレタマフシ
今年もアラカシの新梢に産卵するマスダアラカシタマバチ Plagiotrochus masudai の姿が見られました。
赤い体色の単性世代の♀は昨年初めて撮影することができたのですが、その時産卵していたアラカシがどうなっているのか見に行きました。
2021年4月26日月曜日
ミズアブ科 Wallacea sp. ♂(深度合成)
ミズアブ科 Wallacea 属の一種の♂です。
同属のミズアブは以前のブログで3度ばかり(2011.09.20、2013.05.31、2014.05.03)出していますが、どれも産卵中の♀ばかりでした。今回持ち帰った♂はそのうちのどれかと同種なのかも知れません。「ミズアブ科図鑑」では3種の♂の標本画像が見られますが、どれも同じように見えて、これだけで種まで見当をつけるのは無理なようです。
(2021.04.15・明石公園にて採集)
2021年4月24日土曜日
キバラトゲナシミズアブ Allognosta japonica (深度合成)
2021年4月23日金曜日
脱皮直後のウロコアシナガグモ♂
イスノキの枝葉を眺めていると、脱皮殻をぶら下げたウロコアシナガグモの♂がいました。
体長は約6mmで、おそらくこれが最後の脱皮だったのでしょう。
近くの別の葉にも成虫と思われる♂がいました。
大あごと触肢が目立ちます。
(2021.04.15・明石公園)
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