先日撮り損ねた、ナシグンバイ卵に産卵するホソハネコバチ科(Mymaridae)の一種をようやく撮影できました。
やはり今回も、産卵中と思われるナシグンバイが立ち去った後、産卵痕の周囲をルーペで探して見つけたものです。ただ、途中で邪魔が入ったせいかグンバイの産卵数が少なく、したがってホソハネコバチの産卵もあまり何度も観察することはできませんでした。
2021年9月1日水曜日
今年も、ナシグンバイ卵に産卵するホソハネコバチ
昨年見た産卵風景はこちらです。
(2021.08.26・明石公園)
2021年8月29日日曜日
分裂を中止した?アンフィレプタス
細胞分裂中の、アンフィレプタス(Amphileptus sp.)と思われる繊毛虫を見つけました。
すでに細胞中央の括れが深く、間もなく分裂完了と思われます。
2個の大核はそれぞれの片割れに1個づつ収まっています。
ところが、しばらく追っている間に切断間近と思われた括れが元に戻り始めました。
動画です。
同種かどうか不明ですが、同じ時に撮影した通常のアンフィレプタスです。
(2021.08.04・明石公園の池にて採集)
2021年8月28日土曜日
イノコヅチカメノコハムシ
アベマキの葉の裏にいたイノコヅチカメノコハムシ Cassida japana です。見つけた時は脚も触角も隠してぺったりと葉にくっついていましたが、撮影を始めると触角が出てきて、やがて不承不承といった感じで身を起して歩きだしました。体長約5mmです。
(2021.08.26・明石公園)
2021年8月27日金曜日
メスジロハエトリ・♂
シャリンバイの葉裏にあまり見かけないハエトリがいると思って撮影したのですが、メスジロハエトリ Phintella versicolor のようです。綺麗なクモですが、今回は逃げ回られてうまく撮れませんでした。以前のブログに出した♀も同じ場所で撮っていたのでまたの機会を待つことにします。体長は約6mmです。
(2021.08.26・明石公園)
2021年8月26日木曜日
ゾウリムシ(Paramecium sp.)
ゾウリムシ(Paramecium)の一種です。
腹側を向けています。中央に細胞口が見えます。
背側です。2個の収縮胞と、そこから放射状に伸びる水管が見えています。
細胞表面には長軸方向に走る条線が見えます。
次はかなり小型で、別種かも知れません。
小型種の動画です。
(2021.08.04・明石公園の池にて採集)
2021年8月24日火曜日
ミドリムシの一種(Euglena spirogyra)
比較的大型のミドリムシで、いつもの「淡水微生物図鑑」その他で調べると Euglena spirogyra という種に該当するようです。細胞表面が小さな粒々で覆われていて、内部には大きなリング状のパラミロン粒が2個確認できます。
この日は多数見つけましたが、どの個体にも鞭毛が見えません。見えない程度の短い鞭毛をもつ種なのかと思っていたところ、そのうちに1匹だけ、長い鞭毛をしきりに振り回しているものが見つかりました。しかし撮影を続けるうちに突然根元から鞭毛を切り離してしまったので、他の鞭毛の見えないものも本来はそれを持っていたのだろうと思います。プレパラートに封入するといった、何らかの環境の悪化を受けて切り離してしまうのかも知れません。
トウモロコシと違って、かなり扁平な円筒形です。
運動を妨げないよう、かなり多めの水で封入しているのでなかなか全体にピントが合いません。
写真ではパラミロン粒が確認しにくいのですが、次の動画ではよく見えています。
次は別個体です。ゆっくりとユーグレナ運動をしていました。鞭毛は見えません。
動画です。
(2021.08.04・明石公園の池にて採集)
2021年8月21日土曜日
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