アベマキの葉の裏で、1匹のアブラムシの周りに数匹のアリが集まっていました。アリはヒラフシアリ Technomyrmex gibbosus ですが、アブラムシはピンボケでよく分かりません。アリたちは最初眠ったようにじっとしていましたが、やがて動き出して甘露の催促を始めました。
2021年9月13日月曜日
2021年9月12日日曜日
ミジンコの死骸を食べるコレプス(Coleps sp.)
コレプス(Coleps・和名はタルガタゾウリムシ、またはヨロイミズケムシ)の一種がミジンコの死骸を食べに来ていました。今回は動画だけです。
食物がコレプスの細胞内に取り込まれる様子が見られます。
(2021.07.28・明石公園 藤見池にて採集)
2021年9月11日土曜日
ヒゲナガカメムシと幼虫たち
昨日のヨツボシヒョウタンナガカメムシと同じくエノコログサの穂の上にいたヒゲナガカメムシ Pachygrontha antennata です。
2021年9月10日金曜日
ヨツボシヒョウタンナガカメムシ
エノコログサでよく見かけるヨツボシヒョウタンナガカメムシ Gyndes pallicornis とその幼虫たちです。
この成虫は体長約7mm。2021年9月9日木曜日
今年も産卵に来たニッポンオナガコバチ
ニッポンオナガコバチ Macrodasyceras japonicum の産卵は一昨年9月に初めて見ていて、昨年は時期を逃してしまいましたが、今年はちょうど間に合いました。前回と同じで、過去に何度も羽化を観察している同じクロガネモチの木です。
2021年9月8日水曜日
青く輝くミカヅキモの外被
ミカヅキモ(Closterium)の多い池の水を少量の泥と一緒に汲んできて実体顕微鏡の暗視野で眺めていると、きれいな緑色のミカヅキモに混じってその殻というか、中身が抜けてしまって外被だけ残ったものが鮮やかな青色に輝いているのが目に入ります。この色は構造色で、生きているミカヅキモでも光の具合によって表面が青く光りますが、明視野照明では見えません。その脱け殻を二つ三つスライドガラスにとって撮影してみました。
以下は偏斜照明ですが、外被に多数の平行な条線が走っているのが見えます。
2021年9月7日火曜日
セダカシャチホコの幼虫
アラカシの葉を食べていた芋虫です。体長は60mmほどあって、その大きさと模様からスズメガ類かと思ったのですがトレードマークの尾角が見えません。調べてみるとシャチホコガ科のセダカシャチホコ Rabtala cristata でした。多分終齢でしょう。何枚か撮っているうちに危険を感じたのか食事を中止して固まってしまいましたが、しばらく離れていた後覗いてみると再びせっせと葉を齧っている最中でした。