わりあい大型の種なので撮影してみた珪藻です。ヌサガタケイソウ(Tabellaria 属)か、でなければオビケイソウ(Fragilaria 属)あたりが近そうな気はしていますが、どちらでもないかも知れません。殻の表面に並んでいる細かな点紋がきれいです。
(2021.08.31・明石公園 桜堀にて採集)
わりあい大型の種なので撮影してみた珪藻です。ヌサガタケイソウ(Tabellaria 属)か、でなければオビケイソウ(Fragilaria 属)あたりが近そうな気はしていますが、どちらでもないかも知れません。殻の表面に並んでいる細かな点紋がきれいです。
モチノキでユスリカの仲間を捕えていたアリグモ Myrmarachne japonica の幼体です。
若齢で、体長約2.5mm。クワの葉の裏にチマダラヒメヨコバイautoneura mori の成虫や幼虫がたくさん集まっていたので、羽化や脱皮が見られないかと葉っぱを順に裏返していくと、見つかりました。
すでに体の大部分が出ています。クワの葉の裏で、ハダニが張った糸の上を歩いていたハラビロクロバチ科 Synopeas 属の一種です。体長約1.2mmで、大きさや腹部の形はこちらの記事の“その2”に似ていますが脚の色が違うようです。
大きな葉をつけたキリの幼木を見に行くと、予想通りヒメイトカメムシ Metacanthus pulchellus がたくさん集まっていました。成虫・幼虫ともにほとんどは裏側にいるのですが、少数は葉の上にも出ていて、粘着性の毛に捕えられて死んだり動けなくなったりした小昆虫に口吻を刺しているものが高い割合で見られます。モチツツジカスミカメと似た習性で、粘毛の上を不自由なく歩き回れるのは不思議ですが、大変臆病でカメラを近づけると立ち去ってしまうことが多く、たくさん見かけるわりに満足には撮れませんでした。