これはオフリオグレナ Ophryoglena という繊毛虫です。観察を始めた時はゾウリムシに似た細長い形だったのですが撮影するに泳ぐのが速すぎ、やがて動きが遅くなった時には下のようにずんぐりした形になってしまいました。
2022年5月22日日曜日
オフリオグレナ(Ophryoglena sp.)
細胞口が右上に見えます。「淡水微生物図鑑」の説明には「口部域はLieberkuhn(凹面反射鏡)、または時計皿と呼ばれる独特の構造を持つ」とあります。
動画です。
(2022.04.26・神戸市西区伊川にて採集)
2022年5月21日土曜日
ノコギリカメムシ
ここ数年見る機会のなかったノコギリカメムシ Megymenum gracilicorne ですが、虫撮り仲間に居場所を教えて貰って久しぶりに撮影することができました。カラスウリと思われる蔓につかまっているのですが、あまり協力的ではなくて近づくとすぐに裏側にまわってしまいます。全身枯葉色の地味な装束に触角の先だけ赤くて目立つのは、何か意味があるんでしょうか。
(2022.05.17・明石公園)
2022年5月20日金曜日
クロマルカスミカメ
河川敷の草むらにいたクロマルカスミカメ Orthocephalus funestus です。♀は短翅で和名のごとくずんぐりした体形をしているようですが、まだ見たことがありません。これは♂で、体長(翅端まで)約6.4mmです。
(2022.05.18・神戸市西区伊川)
2022年5月18日水曜日
ショウリョウバッタの幼虫
ショウリョウバッタの小さな幼虫がいました。体長は10mmほどで、初齢ではないかと思います。周りを探すと、同腹の兄弟と思われる同じサイズの幼虫が2~3匹見つかりました。
(2022.05.15・明石公園)
2022年5月16日月曜日
2022年5月15日日曜日
ニレハバチ
アキニレの葉に赤黒のコントラストが目立つハバチがとまっていました。ニレチュウレンジ Arge captiva だと思います。幼虫はハルニレやアキニレを食害するそうです。体長は12mmくらいで、よく太ったお腹をしているので産卵に来た♀かも知れません。何枚か撮っただけで逃げられてしまいました。
(2022.05.05・神戸市西区伊川)
2022年5月14日土曜日
アキニレハフクロフシとアキニレヨスジワタムシ
アキニレの葉に、たくさんの虫こぶができていました。以前のブログにも出していますが、アキニレハフクロフシだと思います。
アキニレハフクロフシを作るのはアキニレヨスジワタムシ Tetraneura akinire です。これが幹母でしょう。体長約1.2mm。
(2022.05.05・神戸市西区伊川)
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