2022年5月24日火曜日

セグロアシナガバチ肉団子づくり

 街灯の支柱にとまって肉団子を作っていたセグロアシナガバチ Polistes jokahamae です。この時期ですから越冬した女王かも知れません。見つけた時には獲物はすでに見る影もなく噛み潰されていましたが、鱗翅目の幼虫だと思います。数枚撮ると飛んで行ってしまいました。



(2022.05.18・明石公園)

2022年5月23日月曜日

バラハタマフシに産卵するタマバチ

 ノイバラの葉に出来たバラハタマフシと思われる虫こぶに、小さなタマバチが産卵していました。バラハタマフシを作るのはバラハタマバチというタマバチだそうですが、その虫こぶに産卵しているのは何者でしょうか。手元の「虫こぶハンドブック」によれば、この虫こぶで「突起が長く星状になるものには寄居蜂が見られることが多い」とあります。「寄居」とは平たく言えば居候のことだと思いますが、このタマバチもその一種なんでしょう。産卵されている虫こぶもやがて「星状」になるのかも知れません。この日は等倍マクロしか持っていなくて、タマバチのアップが撮れませんでした。

3個の虫こぶのうち一番小さなものに産卵しています。

葉をつまむと真ん中の虫こぶが脱落してしまいました。ハチが産卵している虫こぶは直径約5mmです。

(2022.05.18・神戸市西区伊川)

2022年5月22日日曜日

オフリオグレナ(Ophryoglena sp.)

これはオフリオグレナ Ophryoglena という繊毛虫です。観察を始めた時はゾウリムシに似た細長い形だったのですが撮影するに泳ぐのが速すぎ、やがて動きが遅くなった時には下のようにずんぐりした形になってしまいました。

細胞口が右上に見えます。「淡水微生物図鑑」の説明には「口部域はLieberkuhn(凹面反射鏡)、または時計皿と呼ばれる独特の構造を持つ」とあります。

細胞中心付近にピントを合わせていて、口部域の断面が見えています。中央に大きな液胞(?)ができているのは細胞が弱ってきているせいかもしれません。

棒状の大核が見えます。


動画です。


(2022.04.26・神戸市西区伊川にて採集)

2022年5月21日土曜日

ノコギリカメムシ

 ここ数年見る機会のなかったノコギリカメムシ Megymenum gracilicorne ですが、虫撮り仲間に居場所を教えて貰って久しぶりに撮影することができました。カラスウリと思われる蔓につかまっているのですが、あまり協力的ではなくて近づくとすぐに裏側にまわってしまいます。全身枯葉色の地味な装束に触角の先だけ赤くて目立つのは、何か意味があるんでしょうか。




(2022.05.17・明石公園)

2022年5月20日金曜日

クロマルカスミカメ

 河川敷の草むらにいたクロマルカスミカメ Orthocephalus funestus です。♀は短翅で和名のごとくずんぐりした体形をしているようですが、まだ見たことがありません。これは♂で、体長(翅端まで)約6.4mmです。




(2022.05.18・神戸市西区伊川)

2022年5月18日水曜日

ショウリョウバッタの幼虫

ショウリョウバッタの小さな幼虫がいました。体長は10mmほどで、初齢ではないかと思います。周りを探すと、同腹の兄弟と思われる同じサイズの幼虫が2~3匹見つかりました。

(2022.05.15・明石公園)

2022年5月16日月曜日

ヨコヅナサシガメの羽化

 いつもの公園ではここ数年でずいぶん数が減ったヨコヅナサシガメですが、この日久しぶりに羽化を見ることができました。










(2022.05.07・明石公園)