昨冬は、木の葉の裏を眺めたり葉をめくったりしているとこのヒゲナガサシガメ Serendiba staliana の幼虫がよく見られたものですが、この冬はかなり数が減っているようで、このヤツデの葉裏で見つけたのがやっと数匹目です。
白い足が日の光に透けてきれいです。体長約6mm。2024年1月14日日曜日
2024年1月12日金曜日
2024年1月10日水曜日
ヤマトクサカゲロウ越冬中
これもやはりヤツデの枯葉の間で越冬していた、ヤマトクサカゲロウ Chrysoperla nipponensis です。夏場はきれいな緑色をしていますが、冬の間はこのような越冬色に替わります。調べてみると2年前にも同じ状況の同じ種を載せていました。虫の種類も個体数も年を追うごとに減ってきて、最近は毎年同じ季節に同じものを繰り返し撮っているだけのような気がします。
2024年1月8日月曜日
アシブトハエトリ越冬中
新年も2週目に入ってしまいましたが、ようやく今年最初の虫撮りに出かけてきました。
ヤツデの枯葉の襞の間で、袋状の巣を作って越冬していたアシブトハエトリ Pancorius crassipes です。気の毒ですが枯葉の先でお尻をつついて袋から出てきてもらいました。以前のブログでも同じ状況の写真を出していますが、この公園ではあまり多くないようです。国産のハエトリグモとしては最大級で、これは♀ですが、♂はまだ見たことがありません。
(2024.01.08・明石公園)
2024年1月1日月曜日
ミツボシキリガ
あけましておめでといございます。
このところ更新がずいぶん間遠になっていますが、元気で生きております。
今年もよろしくお願いいたします。
暮れも押し詰まって閑散とした公園を虫仲間数人と枝を叩きながら回っていると、面白い蛾が落ちてきたという声が聞こえました。見に行くと私には初見の蛾で、ミツボシキリガ Eupsilia tripunctata という名もその時教えてもらいました。上翅に見える大小3対の白紋が和名の由来のようですが、その紋の形からミッキーという愛称もあるそうです。枯葉の上に置いたのを撮影させてもらいました。
何に見えるかは別として、確かに見間違えようのない特徴的な紋ですね。2023年12月24日日曜日
寒空のクスベニヒラタカスミカメ
2023年12月22日金曜日
イワタチビツヤハナバチ(改題)
* 2023.12.23・記事訂正 *
当初「コハナバチ科の一種」としていましたが、いつもお世話になっているハチに詳しい方からこの種はミツバチ科のイワタチビツヤハナバチ Ceratina iwatai であることを教えていただきました。同属のサトウチビツヤハナバチ C.satoi によく似るが、そちらには肩板付近に大きな黄白色の紋があることで区別できるそうです。タイトルを訂正しました。
小さなキク科の花に来ていた小型のハナバチです。翅脈があまりはっきり写っていないのですが、中脈が湾曲していることは見てとれるのでコハナバチ科 Halictidae の一種だと思います。また触角の節数が12なので雌でしょう。その触角が片方途中から切れていて、しつこく撮影している間も逃げていかなかったのはそのせいかもしれません。体長は約5.5mmです。