2025年1月12日日曜日

越冬中のシベリアカタアリ

 林の中にアラカシの枯れ枝が落ちていて、剝がれかけた樹皮の下にいかにも何か隠れていそうな気がしたのでめくってみると、びっしりとアリが集まっていました。この公園内でも主に樹木の多い区域でよく見られるシベリアカタアリ Dolichoderus sibiricus です。


多数の働きアリの中に、ひと回り大きな女王が見えます。

女王の体長は4.8mmほど。

胸部には翅がついていた跡が見えます。女王と言えば、以前にこんな光景を見たことがありますが、意味は分かりません。


腹部の黄白色の紋は、そこだけ外殻の色が薄くて内臓が透けて見えているのだそうです。


(2024.125.24・明石公園)



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