2025年1月17日金曜日

蛾の若齢幼虫2種

 一か月も前の写真ですが、まだ葉の上で頑張っていた小さなイモムシたちです。

最初はイヌビワの葉裏で主脈に乗っていたきれいな緑色の幼虫です。体長10mmほど。いろいろ探してみるとイチジクキンウワバ Chrysodeixis eriosoma に似ているようですが、若齢幼虫の画像は少ないので、他にも候補があるかもしれません。この種であれば食草はかなり多食性のようなので、和名のイチジクに近縁のイヌビワについていても矛盾はないと思います。

なかなかかわいらしい顔をしています。

大あごに食事の名残がついています。

もう一種は黄色くなったヘクソカズラの葉裏にいた小さな奴。以前にも見たような気がしますが、種名は見当がつきません。この姿勢なので正確な体長は分かりませんが、画面の長辺は3.4mmなので、それと同じくらいだと思います。

寒さのせいか動きは鈍いですが、のろのろと歩き出しました。

これは別の葉にいた個体です。この葉も間もなく枯れ落ちるはずですが、この人たちはどうするんでしょうか。

(2024.12.18・明石公園)

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