おなじみの顔ぶれですが、年末に木の幹で見られたチャタテムシです。
まず、イダテンチャタテ Idatenopsocus orientalis 。その名の通り逃げ足の速いチャタテで、真冬の寒さの中でもなかなかじっとしていてくれません。下向きに静止するのもこの種の特徴です。
ウロコチャタテの一種。比較的大柄なチャタテで、翅が鱗粉に覆われているので初めて見たときは小型のガかと思いました。上のイダテンチャタテ以上に敏捷です。
クロフチャタテ科、Aaroniella 属の一種。上の2種とは対照的に、テント状に張った糸の下でほとんど動きません。先日も出したばかりですが、この日は幼虫の姿もありました。
ムツテンチャタテ属(Trichadenotecnum)の一種。こちらと同じ種かも知れません。以前はちょっと木の幹を見て回るとすぐに見つかったものですが、最近は少なくなりました。
(2024.12.24・明石公園)
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